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韓国ドラマ「プレーヤー」(連載24)
☆主なキャスト&登場人物
○ソン・スンホン➡(カン・ハリ(チェ・スヒョク))
○クリスタル➡(チャ・アリョン)
○イ・シオン➡(イム・ビョンミン)
○テ・ウォンソク➡(ト・ジヌン)
○キム・ウォネ➡(チャン・インギュ)
「プレーヤー」第2話→(警察も検察も思いのまま)⑩
★★★
☆主なキャスト&登場人物
○ソン・スンホン➡(カン・ハリ(チェ・スヒョク))
○クリスタル➡(チャ・アリョン)
○イ・シオン➡(イム・ビョンミン)
○テ・ウォンソク➡(ト・ジヌン)
○キム・ウォネ➡(チャン・インギュ)
「プレーヤー」第2話→(警察も検察も思いのまま)⑩
★★★
何者かが署内に忍び込んだのに気付き、署内の刑事たちはいっせいに外へ飛び出した。
シムチーム長は叫んだ。
「遠くには行ってない。捜すんだ」
この時、一台の車が動き出す。
刑事たちが叫ぶ。
「いたぞ。あれだ」
ハリとアリョンが走ってきて乗り込んだ。シム・ダルスは走って車に追いすがるがどうにもならない。
刑事たちは自分たちの車に向かって走った。
「追うんだ、逃がすな。ふざけやがって…!」
シム・ダルスの声が辺りに響き渡った。
★★★
警察車両に追われてる間、ビョンミンはデーターの復元作業に取り組む。
「まだか?」とハリ。
「電源が入らないんだよ」
ビョンミンは苛立った声を返す。
「こいつめ、こいつめ!」
追手の車はどんどん迫ってくる。
ハリたちの車は前行く車を抜いて逃げる。車が安定を失うとデーターの復元を続けるビョンミンは声を荒げる。
するうち、ビョンミンの声はガッツが漲ってくる。
「来た、来た~! 復元できるぞ」
「時間は?」
「10分くれ」
「早くしろ」
「警備車両、盗難発生! 応援を要請する。72□0662、止まれ! 止まるんだ!」
警察の追跡も急だ。
逃走のハンドルを握るジヌンは急き立てる。
「おい、まだか?」
「今やってるよ!」
ハリは追手の車を見ながらジヌンの肩を叩く。
「車を止めろ」
「止めるな」
「止めろ」
「止めたらダメだって」
追跡車両はさらに迫ってくる。
「早く止めろ」とハリ。
ハンドルを握るジヌンは迷う。
車のスピードが緩むとビョンミンは怒鳴った。
「止まるなと言ってるだろ!」
結局、車は横道に逃げ込んだ。
ハリたちは車から飛び出した。走って逃げる前にハリはアリョンに指示を出す。
「アリョンは車を持ってこい」
「ええ」
アリョンは運転席に回り込む。
「こっちだ」
ハリはビョンミンらをうながして走り出す。
警察車両も追いついてシム・ダルス始め刑事らが飛び出して来る。
「近くにいるはずだ。捜し出せ」
シム・ダルスが活を入れる。
「はい」
刑事らは辺りに散らばっていく。
「早く来い」
ハリはジヌンらを急かし先頭を切って逃げる。
「もう走れないよ」
泣きの入りだしたビョンミンの手を取ってジヌンがブルドーザーのように走る。
「お前たちはこっちへ行け。お前らはあっちだ」
ハリらを見つけられないシムチーム長は、部下たちを方々に向かわせて
自分はまっすぐ前に走った。
ハリたちは橋を渡った。川の向こう側に逃げ込んだ。
ハリは後ろを見て叫ぶ。
「早く来い」
「待ってくれよ」
ビョンミンたちは口をゼーゼー言わせながらついて来る。
追手の動向を窺いながら、アリョンはハリに情報を送る。
「気をつけて。追手が増えてヤクザも出てきたわ」