ゆやま的日記

日々の日常を、あれやこれやとつづった日記です。
思うところあって、数年ぶりに再開しました。

図書館ねこ

2010-05-12 22:58:05 | 
前に、テレビでドキュメンタリー風に放送されていて、本がある、というので気になっていたんですが、ずっと買わずにいて

でも、大型絵本なんかを借りに行っていて、そうか、図書館で借りればいいじゃん と、いまさらながら気がつき、借りようとしていたんですが、なかなかタイミングが合わず貸し出し中が続いていたんですが、先日ようやく借りられて(…リクエストするとか、方法はあったんですが、面倒で)読みました。


『図書館ねこデューイ』



アメリカのスペンサーという町の図書館での話で、始めは図書館だけの猫、でしたが、デューイは町中の人に活気をくれたり、本当に町になくてはならない存在になるんです。

たかが猫、そうです。猫なんです。…でも、猫が笑わなかった人に笑顔をもたらせたり、皆に笑顔をもたらせたりすることができるんです。


…図書館に猫がいたら…素敵じゃないですか。カウンターに乗って、来る人を一人一人見ているんだそうです。
近寄り難かった図書館でも、そんな猫がいたら
『行きたい!』
と、思いますよね
少なくとも私はそう思いながら読みました。



著者は、この図書館の館長さんを勤めていた方。この方とデューイの関係も素晴らしいと思います。

デューイは、すでにこの世を去っていますが、今でもこの方ときっと一緒にいるんでしょう。



最後の方は、私の家にいた猫とだぶり(デューイも老衰だったようなんで)涙が出てきてしまいました。でも、この方の言葉、

『デューイは今もまだ、わたしを抱きしめている。だから、ありがとう、デューイ。ありがとう、感謝している。あなたがどこにいようとも。』


…同じ想いでした。わたしも。…もう、2匹のうちのねこがいなくなり、何年もたちますが、いまでも一緒に過ごせた事、たくさんの笑顔をくれた事、本当に感謝しています。



筆者の方もいろいろとご苦労をなさっている方で、この方の強さもすごいと思いました。


読めてよかったです。
コメント
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