日日不穏日記gooブログ版

米国産牛輸入再開の “外堀”は埋まった

 いろいろ仕事上で悪いことばかり重なり、いささか精神的に滅入る。そんなこと考えてたら、こんな記事が目に入った【自殺免責期間:2年を3年に延長 生保大手各社】。「生命保険の契約後、一定期間内に契約者が自殺した場合、生保会社が保険金を支払わない「自殺免責」について、大手各社が相次いで2年から3年に延長していたことが3日、明らかになった。自殺して保険金を受け取り借金返済などに充てるケースが増えているとの指摘があるうえ、自殺者急増で保険金支払いが想定を大きく超える可能性が出てきたためだ。ただ、遺族に大きな不利益が生じるにもかかわらず期間延長は十分に周知されておらず、免責期間の根拠などを説明するよう求める声が強まっている」←“明らかに保険金目的の自殺であっても免責期間経過後であれば支払いを拒否できない」との最高裁の判断”という<お墨付き>が出て、自殺者が3万人台で推移し、交通事故死亡者(2003年、7702人)を大きく上回る現状から見れば、生保としてもやむをえない判断には違いないだろうけど、それを契約者に周知しているかどうかはまた別の問題。それにしても嫌な話だなぁ。【12月にも米牛肉輸入再開へ 専門調査会、月内に答申案】「米国産牛肉などの輸入再開条件を審議している内閣府食品安全委員会のプリオン専門調査会が4日開かれ、10月中にも調査会としての答申案を取りまとめる方向となった。輸入再開への手続きで関門となっていた答申案が取りまとめられることで、12月にも米国とカナダ産牛肉の輸入が再開される見通しが強まった」「この日の調査会では、米国のBSE感染牛は日本の5―6倍程度の可能性があるが、米国の飼育規模を考慮すると、牛全体に占める割合は日本よりやや少ないとの表現を報告書に盛り込むことを確認」←今度こそ輸入再開は決まり!ということになりそうだ。感染牛はたくさんいるが、絶対数が多いからリスクが低いってか!確かに米国産牛食べてBSEに感染する確率は天文学的に低いだろうサ。が、それは十分な対策が採られていたらの話。前から言ってるように本当に特定危険部位の除去が担保されてるのか、米国内の流通や衛生管理は大いに疑問。そもそも自分たちが<汚染国>であるという自覚のない国の安全対策が信用できるかって話さ。“砂上の楼閣”にすぎない<安全性>が担保されている前提でのリスク評価を良しとしていいのか、書いてきて腹が立ってきた。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「食の安全」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事