学会後で改めて思うのですが、運動療法が良い事をどう表現するかの難しさに改めて直面したと思います。
今日は日本リハビリテーション医学会学術集会に行ってきました。とにかく初参加ですので、どんな感じか楽しみでした。前日入りして福岡泊まりました。仕事もあるので残念ながら1日だけの参加です。
とにかく今自分がしている運動療法の位置づけをどのように表現していくか?そのためリハビリテーション学会からの視点も必要になると思い、参加してきました。
1日だけですので真剣ですが、十分見切れたとは言えませんが、得るものはあったと思います。
表現に仕方は難しいですが、どう表現するか足りないところが少し認識できたように思います。
博多の夜の食事は馬肉専門店に行きました。
久しぶりの福岡満喫です。
いきなり難しいこと言ってすみません。
運動連鎖の話はしてきましたが、もう一つ踏み込んで言うとOKC(オープンキネティックチェーン)とは開放性運動連鎖を意味し、末端が自由な状態にあり、逆にCKC(クローズドキネティックチェーン)とは閉鎖性運動連鎖を意味し末端が外部抵抗と接触している状態を言います。棒とピンジョイントの関係で言えば次図のようになります。
リハビリテーションの分野でもこれを人の骨関節の関係に応用して膝の前十字靭帯損傷のリハビリテーションにCKCの有効性が高いとのことから認知されるようになってきました。ぱっとみてCKCは自由な末端がなく、リングになって繋がっているので一つの動きが他の棒に比較的拘束的に影響します。言ってしまえばCKCの方が自由度が低いといえます。
例えばOKCなら
動きは連なっていますがどちらのパターンもあるようになります。
末端が閉じていることによって一つの骨の動きに連動しやすくなるので、より連鎖しやすいのがCKCであると言えます。上のCKCの図はかなり短い閉鎖性なので必ず連動して動かさざる負えません。
CKC、OKCのどちらが良いという訳でなく、KCC(キネティックチェーンコントロール)というコントロールするという考え方からするとCKCの方がコントロールしやすいという事ではないかと思っています。
人間の動きでいうと歩いたり走ったり自ら立って動く動きの中からの方がコントロールしやすく、動きを修正しやすいということです。
リハビリテーションの中では当たり前のような話かもしれませんが難しい話だと思います。人の骨格で考えると多数の繋がりがあり、一定の方向の連鎖でないと正しい連鎖でないのだとしたらそれを獲得することも難しいです。全体的にかみ合わない間違った連鎖があるとそれを正しい方向にコントロールするのは簡単な話ではありません。コントロールするということの難しさ、もしコントロールできるのであれば凄いことですよね。ですからコントロールという言葉が一つついただけでものすごく高い技術力がいると言えるのではないでしょうか?
難しい話を最後まで読んでいただきありがとうございました。
一昨日は職場のリハビリスタッフと若い整形外科の先生と親睦会でした。私だけアラフィフで一般的にはジジイですが、負けません😅。とは言えませんが久しぶりで、楽しかったです。
リハビリスタッフですから身体動作の話が大好きです。その中のお話で、術後のリハビリでベッドサイドで下肢を持ち上げるリハビリがよくありますが、これどう思ってる?と聞いてみると以前からチェックするだけには使っていたけど、敢えてやらせてはいないと・・・。
ついつい寝て脚上げするのって運動してるって感じもするし、やってしまいがちじゃないでしょうか?
なんとなく良くないと思っていたみたいですが、なんで良くないか説明できるか聞いてみたら・・・。難しいでしょ?
一番良かったのが歩く動きにないからとの事でしたが、これでも分からないんじゃないかな。良くない事を説明するのって難しいですよね。
実は良くない事を説明する前に良い事を説明できる事が先じゃないかと思っています。良い事をきちんと良いと説明できると悪い事も嫌味なく説明できるようになるのではないかと思います。
なんでKCC(キネティックチェーンコントロール)が良いか。これを説明できるように頑張ってね、と思いつつ(私も頑張りますが)みんな酔っ払ってそれどころじゃなくなってきたので・・・。
分かってるだけでこれだけ日本酒🍶飲んでます。そりゃ酔い潰れるわ。明日の仕事も考えてねって思いますが、私も飲み過ぎてますので・・・、言えないけど。潰れてはいませんので😁
とにかく良い事を説明できる大切さ。と思ってますので、お互い良い所を言いあってみてと。思っていても良い事って言わなかったりしますよね。あーだ、こーだになりまして。私もよく覚えてませんが😅
まあ楽しければ良いです。翌日会った参加者からはみんなありがとうございました、と嬉しそうに言われたので良かったかな。翌日私も辛かったですがたまには良いですね。
今朝少し走って走りの確認してきました。動いてない所をストレッチして少しでも動くようにして、その感覚で走る。走ってしまうと元々の癖の動きも出てしまうのでどれだけあっているかが難しいのですが、走る勢いが更に動きを拡大させる事もあるのでとにかくやってみるなのですが。あえて500m程度を身体が気持ち良く動いてるのを感じて走ります。かっこよく言ってますが、田んぼ道🛣️ですからあの人何やってるんだろうねって見られているかもしれませんが😁
ところで本題ですが、ブログ書き始めて数回ですが、難しいですね😅
改めてブログ書いている人、その他SNSで発信している人、尊敬します。文章作るだけでも大変なのにyoutube編集とか大変なのだろうなと思いますし、発信するということはエネルギーを使います。悪意のある発信は良くないと思いますが、自分が使うエネルギーだけ考えても全般に発信するという事に関しては素晴らしい事ではないかと感じてしまいます。なぜブログを書こうと思ったか、ブログを書きはじめたきっかけやブログを書き始めて感じた事などを書いても良いかなと思いました。
皆さん、単純に多かれ少なかれ世の中に発信したい事があるからなんらかのSNS媒体で発信するのだと思います。数年前からいずれブログは書こうと思っていましたが、自分の医師としての立場だったり、やるべき準備ができてないので勝手にやらないでいました。
今行っている事で医療ももっと良い方向に変えられるんじゃないかなと思う事があり、なかなか言葉で全ての内容を伝えることができないのですが、院内でも良いと思って同じ方向でやれる仲間達が出来てきて少しずつ患者さんにも伝わってきているとは思っています。
ですがまだまだ足りないので、何らかさらに発信していく形を取らないとと思ってその一つにブログを考えてました。ですがあれこれが整ってないとか、勝手に自分でセーブしてました。ほとんど無意識の癖かもしれません。
そんな時、先月その仲間の一人と飲む機会があって『ブログ始めました』と言われました。そのブログを見させてもらって、納得。私自身がやらない理由ばかり自分勝手に作ってました。とにかくやってみるというチャレンジがなかったのですね。彼の行動力に脱帽です。元々行動力の人とは思っていました。とにかく私は目が覚めました。
形など気にせずやる。とにかくやり始めて何を書くかすら難しいですが、書いていく事から読んでいただいた方に少しでもなるほど、それ良いねと言われる内容で少しずつ伝えていきたいと思っています。そうは言っても肩肘はらずにある程度楽しくですが。ある意味それがブログという形の良いところなのかもしれません。
今朝、その先輩ブロガーに昨日の内容良かったですと褒められまして嬉しくなりました😊。
走りを変える事、病気や怪我から自分の良くなかった動きを分かって変える事も新しいことをはじめるチャレンジとも言えます。でも新しいことはなかなか定着しないし、大変なので瞬間でも良いから出す感覚を掴む事、それをいろいろな方向に広げて繰り返す事が必要です。今朝の走りの確認は広げて繰り返すの初期段階だったとも言えます。今の私のブログも頑張って定着させようとしている事かもしれません。もちろん今は書く事も大変ですが新しい自分が当たり前になれば大変な事すら忘れるのかもしれません。ほんとかな😅
病気や怪我の人は多くはそうなる因子の動きがあります。見方によっては今までの自分の動きを否定されてしまうことになりますが新しい自分の方が最終的に良い自分になれます。新しい自分が輝けると思って、教えられた運動に励める患者さんは輝いてみえます。心から応援したい気持ちになります。もちろん私も全力投球です。
そんなことでもう少し定着のためにブログ投稿頑張ります。