背骨の写真です。これが正常骨格に見えるか見えないかですがこれだけで判断できますでしょうか?
いろいろな病気や怪我が正しい骨格運動が出来てない事から生じているのだとすれば・・・?
正しい骨格運動に導ければいろいろな病気や怪我も良くなるとも言えます。そう簡単ではないのですが、とりあえず理屈が成り立つという事です。
この正しい骨格運動に導く手法はある意味運動連鎖を操る事とも言えます。この事をキネティックチェーンコントロール®︎と言います。これはスポーツトレーナーである鈴木清和氏が提唱した方法です。
この本にキネティックチェーンコントロール®︎ランニングとして書いてあります。運動連鎖を操ることって言葉で言うのは簡単ですが、やるとなると相当難しいです。もちろん万能薬とまでは言えませんが画期的な方法であることは間違いないです。
だからこそ自分も走って自分なりに感覚も理解してみて、どう医療現場に落としこむかを考えています。分かれば分かるほど身体に対する理解が深くないと出来ない事が分かります。
本の中でもキネティックチェーンコントロール®︎ランニング(KCCランニング)の項目の所でいろいろ不思議な動きがあります。ランニングの中では歩きからスキップに繋げてランニングに導くように書かれています。その動きが必要な事を逆算してみると動きをコントロールしているという意味が分かってきます。
これを患者さんの病状に合わせて使うと、痛みのある場合にこそ明らかな改善が分かる事があります。
ですが私の理解もまだまだですのでこれからも理解を深めつつより効果的に使えるようにしていこうと思っています。そして自分自身のランニング技術も磨いてサブスリーも達成したら説得力も高まるのかなと考えています。この方法を使った診療や感じた自分のランニングから皆様に難しいから分からないでなく楽しく分かれるところを感じていただけると嬉しいです😊