「いってきま~す」と元気に学校へ向かう康平・・・
リュック1つの軽装・・・
「あっ・・・」
大きい重い・・野球バックがない・・
もう・・いらないんだぁ~~・・・・・
「いってらっしゃい・・康平・・身軽になったね~」
「うん・・いってくる」
リュック1つで学校へ行く康平の後姿に・・・
なぜか・・涙が溢れた・・
胸が苦しくなる思い・・・
小学校4年から始めた野球
背中にはランドセル・・前にはランドセルより大きなリュック・・
前後にカバンを担いでの登校から始まった「野球バック・スタイル」
毎日、たくさんの汗一杯の洗濯物と一緒に帰宅・・
中学は硬式チームに入団して土・日の練習のみだったけど・・
やっぱり・・大きな「野球バック」にたくさんの着替えを入れ
練習に通っていた・・・
高校に入ってからは・・・毎日毎日・・・リュックを担いで大きな野球バックを
自転車のカゴに入れ・・・登校していました。
帰宅後の洗濯物は・・・汗でドップリ重くなった
アンダーシャツや練習着・・・
ズボンの汚れ具合を見て・・
「あ~・・・今日は・・しごかれたなっ」
「よく・・飛び込んだんだなっ」
白いユニホームズボンが・・・真っ黒ビッショリ
クタクタで帰宅した康平に
「早く・・洗濯物出してよ~~」
ただ洗濯機に入れても汚れは取れないので
ゴシゴシとこすり洗いをしなければいけない・・
疲れた康平をせかしていました・・・
そんな3年間でした・・・
真っ黒に汚れた洗濯物をしなくてもいい・・・
重い野球バックは家に置いたまま・・
こんな日が必ず来るんだ!!とわかっていたのに・・・
涙が出てしまう・・・
真っ黒の練習着を見ては・・・「今日もしんどかったんだな~」と
思いながら・・こすっていたもんな~~
悲しい事じゃないのに・・・涙が出て・・しんどい・・
バカだね・・・親って
どーやら・・今朝のダンナは私と同じ思いだったよう・・
このバカな親・・・朝から・・康平の軽装の後姿に泣いてた・・
ダンナに
「自分の時・・野球が終ったらどんな気持ちやった?」
「本人は・・スッキリした気持ちやったよ」
「なら・・よかった!康平もそういう気持ちやね」
「たぶん・・」
「親だけやね・・バカみたいに・・いつまでもメソメソして子供の成長ながに・・1つ1つ終っていくだけながに・・」
ダンナは2年のピッチャーの子が康平に抱きついて泣いていた光景が
頭から離れず・・涙が止まらないって・・・
私もそーーなんだよ
2年のピッチャーのA君・・・今だから言えるんだけど・・
2月に不祥事を起こした4人のうちの1人でした。
3人は学校を去って行ったけどA君は残って野球を続けました。
最初の頃は、辛い思いをたくさんしていたと思う・・
県外生で親元を離れてるし・・あの不祥事で重い処分が下ってしまったし・・
『針のむしろ』状態の中1人で・・・よくがんばったよ!
陰で・・康平が支えていた事がわかった。
いつも・・励ましていた事がわかった
誰からも話しかけてもらえない状態が続く中
A君は「下っ端」の仕事を一生懸命にやってくれてたらしい・・
康平が「お前・・そんな事までやってくれるがか!ありがとうな」
A君・・入部した時から・・レギュラー組み
下っ端の仕事なんてした事がなかったのです。
ある時・・A君・・泣きながら
「先輩・・・部のみんな・・ボクの事・・なんて思っているんですか Cさんとか・・・Dさんとか・・犯罪者と一緒に部活したくないって言ってるの聞こえるんです」って・・
その頃は・・・部内も本当に大変な状態で・・
部員がバラバラな状態だったようです・・・
康平は「お前は・・そう言う風に言われて辛いかもしれんけど・・今は我慢しかないがいぞ!お前は・・それだけの事をやってしまったんやから・・今はジッと我慢しろ!何かあったら・・また・・オレに言ってくれ~・・何もしてやれんかもしれんけどなっ・・」
いつも・・そう言って・・康平はA君を励ましてきていました。
時間が経って・・・・誰も不祥事の事を責めなくなっても・・
A君・・・気がつけば・・・いつも康平の傍にいました・・
私は今回の試合で・・・A君は本当にがんばってくれたと思う
ずっとずっと・・・辛い思いを背負いながらも
本当に歯をくいしばってがんばったと思う・・・
お別れのとき・・康平の後ろにずっと立っていた・・
ずっと泣いていたA君の涙が・・・ダンナは頭から離れないんだって
康平は先輩から受け継いで貰った「甲子園出場記念シャツ」
ボロボロなんですよ~~
毎年・・譲り受けているから
それはA君にあげたんだって
毎年先輩が後輩に残す言葉・・「来年は絶対にお前達が甲子園行ってくれ!!」
このセリフは・・本当に・・今年で最後であってほしいです。
そして康平が・・中学の時に言っていた通り
「お父さんでも!甲子園・・行けんだんやろ~・・甲子園に行くって大変な事なんやね~」
本当に・・その通りだよ
たった1校だけしか・・最後まで笑えって終れないんだから・・
え~~~~っと・・・なかなか止まらない・・
この涙・・・どーーやって止めましょうかね~~
仕方がないので・・しばらくは・・・感情のまま流しっぱなしにしときますわ
終っていく・・寂しさがなかなか消えない・・
始まる喜びを見つけなきゃ
リュック1つの軽装・・・
「あっ・・・」
大きい重い・・野球バックがない・・
もう・・いらないんだぁ~~・・・・・
「いってらっしゃい・・康平・・身軽になったね~」
「うん・・いってくる」
リュック1つで学校へ行く康平の後姿に・・・
なぜか・・涙が溢れた・・
胸が苦しくなる思い・・・
小学校4年から始めた野球
背中にはランドセル・・前にはランドセルより大きなリュック・・
前後にカバンを担いでの登校から始まった「野球バック・スタイル」
毎日、たくさんの汗一杯の洗濯物と一緒に帰宅・・
中学は硬式チームに入団して土・日の練習のみだったけど・・
やっぱり・・大きな「野球バック」にたくさんの着替えを入れ
練習に通っていた・・・
高校に入ってからは・・・毎日毎日・・・リュックを担いで大きな野球バックを
自転車のカゴに入れ・・・登校していました。
帰宅後の洗濯物は・・・汗でドップリ重くなった
アンダーシャツや練習着・・・
ズボンの汚れ具合を見て・・
「あ~・・・今日は・・しごかれたなっ」
「よく・・飛び込んだんだなっ」
白いユニホームズボンが・・・真っ黒ビッショリ
クタクタで帰宅した康平に
「早く・・洗濯物出してよ~~」
ただ洗濯機に入れても汚れは取れないので
ゴシゴシとこすり洗いをしなければいけない・・
疲れた康平をせかしていました・・・
そんな3年間でした・・・
真っ黒に汚れた洗濯物をしなくてもいい・・・
重い野球バックは家に置いたまま・・
こんな日が必ず来るんだ!!とわかっていたのに・・・
涙が出てしまう・・・
真っ黒の練習着を見ては・・・「今日もしんどかったんだな~」と
思いながら・・こすっていたもんな~~
悲しい事じゃないのに・・・涙が出て・・しんどい・・
バカだね・・・親って
どーやら・・今朝のダンナは私と同じ思いだったよう・・
このバカな親・・・朝から・・康平の軽装の後姿に泣いてた・・
ダンナに
「自分の時・・野球が終ったらどんな気持ちやった?」
「本人は・・スッキリした気持ちやったよ」
「なら・・よかった!康平もそういう気持ちやね」
「たぶん・・」
「親だけやね・・バカみたいに・・いつまでもメソメソして子供の成長ながに・・1つ1つ終っていくだけながに・・」
ダンナは2年のピッチャーの子が康平に抱きついて泣いていた光景が
頭から離れず・・涙が止まらないって・・・
私もそーーなんだよ
2年のピッチャーのA君・・・今だから言えるんだけど・・
2月に不祥事を起こした4人のうちの1人でした。
3人は学校を去って行ったけどA君は残って野球を続けました。
最初の頃は、辛い思いをたくさんしていたと思う・・
県外生で親元を離れてるし・・あの不祥事で重い処分が下ってしまったし・・
『針のむしろ』状態の中1人で・・・よくがんばったよ!
陰で・・康平が支えていた事がわかった。
いつも・・励ましていた事がわかった
誰からも話しかけてもらえない状態が続く中
A君は「下っ端」の仕事を一生懸命にやってくれてたらしい・・
康平が「お前・・そんな事までやってくれるがか!ありがとうな」
A君・・入部した時から・・レギュラー組み
下っ端の仕事なんてした事がなかったのです。
ある時・・A君・・泣きながら
「先輩・・・部のみんな・・ボクの事・・なんて思っているんですか Cさんとか・・・Dさんとか・・犯罪者と一緒に部活したくないって言ってるの聞こえるんです」って・・
その頃は・・・部内も本当に大変な状態で・・
部員がバラバラな状態だったようです・・・
康平は「お前は・・そう言う風に言われて辛いかもしれんけど・・今は我慢しかないがいぞ!お前は・・それだけの事をやってしまったんやから・・今はジッと我慢しろ!何かあったら・・また・・オレに言ってくれ~・・何もしてやれんかもしれんけどなっ・・」
いつも・・そう言って・・康平はA君を励ましてきていました。
時間が経って・・・・誰も不祥事の事を責めなくなっても・・
A君・・・気がつけば・・・いつも康平の傍にいました・・
私は今回の試合で・・・A君は本当にがんばってくれたと思う
ずっとずっと・・・辛い思いを背負いながらも
本当に歯をくいしばってがんばったと思う・・・
お別れのとき・・康平の後ろにずっと立っていた・・
ずっと泣いていたA君の涙が・・・ダンナは頭から離れないんだって
康平は先輩から受け継いで貰った「甲子園出場記念シャツ」
ボロボロなんですよ~~
毎年・・譲り受けているから
それはA君にあげたんだって
毎年先輩が後輩に残す言葉・・「来年は絶対にお前達が甲子園行ってくれ!!」
このセリフは・・本当に・・今年で最後であってほしいです。
そして康平が・・中学の時に言っていた通り
「お父さんでも!甲子園・・行けんだんやろ~・・甲子園に行くって大変な事なんやね~」
本当に・・その通りだよ
たった1校だけしか・・最後まで笑えって終れないんだから・・
え~~~~っと・・・なかなか止まらない・・
この涙・・・どーーやって止めましょうかね~~
仕方がないので・・しばらくは・・・感情のまま流しっぱなしにしときますわ
終っていく・・寂しさがなかなか消えない・・
始まる喜びを見つけなきゃ
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