セルロース、キシロース系バイオマス分解黴を2株見つけました。
トリコデルマとペニシリウムです。3年、かかりました。
トリコデルマ・リーサイよりも蛋白あたりで糖化力は高いです。
生産性はまだまだです。変異をかけるしかないです。
UV変異が有望でしょうが、
遺伝子組み換えの変異も並行して進めて行きたいです。
しかし、その前にやることがあります。酵素の見極めです。
培養液を綺麗に精製することが
出来ればほぼ終了ですが、ここが難関です。
エンドグルカナーゼ、CBH1、CBH2、
キシラナーゼ、βグルコシダーゼなどの
酵素が7ー10個あるからです。
非活性と黴のタンパク生産量がカギです。
ここさえ切り抜ければ、あとは内部アミノ酸配列を決め
プライマーを作成し、cDNAから大腸菌に組込み
セルラーゼ系遺伝子を取得し、
遺伝子配列と全アミノ酸配列を決めます。
これだけやれば3報以上は論文を書けるような気がします。
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