コップに注がれた知識を受け取って席につく
逃げたい気持ちにやる気を入れてペンで掻き混ぜる
正解と間違いの混濁した机の上には水溜まりが
ストローの先には笑顔が留まっている
脳味噌が( ̄。 ̄)としてないかと心配だから
可愛いおなごはいませんかとあたりを見渡すと
ご飯頂戴〰と子猫の甲高い鳴き声が見つかったり
子供が大きな白犬を追いかけ回したり
きっと話しかけたら、あなたの声を試聴できるから
冗談を言ってみて、あなたが好きかを査定したり
素敵な笑顔は、あなたの生い立ちを示す重要標識
見つめ合うと、私の未来に興味あるかが分かる
今日が最後だとするならば手を抜けるはずもない
今日が最後だとするならば子供のように遊んでみよう
いちいち感動するこの瞬間がたまらないから
私はただ、私にいつも話しかけていた声を贈るだけ
オレンジ色に染まった問題集が凛々と写り
夕焼けはあぐらを組んで正解を組み立て中
コップがZZZと合図を出したら、また明日
オレンジ色のインクが無くなかったペンで
片付けは上手に出来たかな? 心に聞いてみる。