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狭くて広い街

神戸で酔っぱらって道で寝ると危ない、坂を転がってそのまま海に落ちる・・・というネタを関東の友人達はしつこく聞かされてきたと思う(笑)。もちろん冗談であるが、埋め立て地を除けば、三宮あたりの平地は南北2Km前後。狭い地域であることは間違いない。

在職中は帰る度にライブハウス巡りをしていたのでだいたい行き尽くしたと思っていたのだが、嬉しいことに最近になって良い店を知る機会が増えた。まだまだ個性的な店があるようだ。11日にご近所ライブを逃がしたTwinsだが、12日舞子、13日兵庫と神戸ツアー中だった。これを見逃す手は無い。

どちらも初めてなのだが、OA(対バンだったらゴメン)抜きの兵庫駅、高架57にお邪魔することにした。二人はリハ中だったが店の方(後で御主人と判る)は気持良く迎え入れてくれた。話を聞くとJR高架下の元鉄工所だった所だとか。内部は溶接焼けか油煙のせいか黒っぽいのだが汚い感じはしない。客が来るとチャイムが鳴る。ン?生音やんか(笑)



入口から伸びた紐がこれを鳴らしていたのだ。他にも店員を呼ぶ仕掛けがいっぱい。ファミレスのボタン式よりよっぽど面白い。が・・・一応ライブレポートなので、Twinsに話を戻そう。最近、演奏前はドライの弟ちかクン、ちょっとだけビールで喉を湿して2人が登場。・・・あ、直っちゃんはいつも通りしっかり飲んでたし(笑)。



親(ちかし)クンの“悲しみのジェットプレーン”PPMの名曲なのだが彼が歌うと哀愁を帯びたブルースに。いいんだよなぁ、これ。



彼等は僕より一回り以上年が下なのに、オンタイムで聞いていた曲をバンバンぶつけてくる不思議な奴らだ。ソウルも脂ぎった奴から都会的なものまでなんでもござれなトコが憎い。



↑ 兄の直クンはヴォーカルとギター一筋。 ↓ 弟の親クンはドラマーだったが、Twinsでは直クンと同編成。でもHarp吹いたりと多芸なとこを見せる。



少しだけ中休みを取る、2部編成だったがあっという間にフィナーレ。また来いよー・・・甲子園かここは(笑)



初めての高架57、めっちゃ気に入ってしまった。↓ これは客が紐を曳くとボルフボールが1個落ち、フライパンに当たって店に合図するもの。手作り感満載(笑)



特筆ものは食べ物。普通のメニューがない(笑)。また名前は普通でも、味は普通じゃない。コロッケを粗く刻んでクルトンを混ぜ、甘めのソースで和えた『極潰しコロッケ』、↓ 写真のイカ塩辛は韓国のチャンジャ風とマスターオリジナルが並ぶ。これがまた全部美味いンだ。



壁には鉄工所時代の高電圧用スウィッチとLPや絵本が並ぶ不思議なお店。JR兵庫駅から北へ出て、線路沿いに西へ歩いた所にある。また行くぞ(笑)しかし、神戸って面白い店があるなぁ。



おまけ。これは普通に店員を呼ぶ、仕掛け無しの紐。

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