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帰省の訳

10月に9連休、11月は同窓会で帰省。もう12月の終わりまで帰らんぞと言っていたのに12月のとっぱなに帰ってしまった。FridgeとSHOちゃんのCD発売記念ライブが重なったためだ。ただFridgeは10月末に聴いているし、SHOちゃんも年末にライブがある。

それでも帰ったのは訳がある。先日神戸出身のギタリスト岩田浩史さんが亡くなった。そんなに偉そうに言う程通ってた訳じゃない。小林エミちゃんが神戸から出て来た時ぐらいで、しゃべる時も最初は何故かお互いに東京弁(笑)。ライブが終わる頃になってようやく『これ知っとう』(知っているという神戸弁)が出て来た。『エミが帰った後も抜けへんねん』とようこぼしておられた。

具合が悪くなった頃、ルーパー(自分のフレーズを録音し、繰り返し流せるエフェクター)を使い出したので『これ使こてBass一本で歌ってる人、神戸にいとうで(いてるよ)』と言うと『その人からパチってん』とイタズラそうな顔で笑っていた。ライブは生き物、一期一会の音だと思う。

FridgeやSHOちゃんは僕よりよっぽど丈夫だが、こっちの身が持たんことは十分考えられる・・・で聴きに帰った訳だ。SHOちゃんのCD、Bass & Voice “Lullaby”は今日1日の発売だった。彼がなぜBass1本で歌うようになったかはここに書いたが、本当に独特の世界だ。



三宮のチキンに向かっているといきなり雷鳴が轟く。ハンズに入った途端に大雨(笑)。開演時間が近づく頃、晴子ちゃんの神通力で小降りになり傘をケチり早足で向かった。この日は19時という結構早くに始まる。



まずはSHOちゃん一人で1.Holy Mother 2.蘇州夜曲 3.童神(わらびがみ) 4.Here Comes The Sun 5. Mr,Moonlight と一気にやってくれた。6. Nobody Knows You When You're Down and Out からドブロのアンドレさん登場。



7.『赤い花咲いた』では作者の下田逸郎さんがいきなり登場。



その後、桑名晴子ちゃんのソロ。



2曲ほど一人で歌ったあとは再びSHOちゃんとDuo。



What's Goin' On、この素晴らしい世界と続いた。最後の方は感激のあまり曲を覚えていない(笑)因みにこの駄文もLullabyを聴きながら書いている。このCDお勧めである。

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