度々ライブレポートでも取り上げたが、最近は関西のミュージシャン達が東京で演奏してくれることが増えたので帰らずに済んでいる。関西でしか聴いたことが無いのはKajaと珍獣王国くらいだ。
目当てのライブは西野やすしさん&和田八美さんの『2×4=8』。にしがはちと読むそーな。今日は小野さん達リズムセクションが加わると言うから楽しみだ。実はDUOを金曜に聴いたのだが、是非バンド形式の演奏も聴きたいので出かけてみようと思う。
↑ 西ヤンは京都在住のブルースギタリスト。演奏としゃべりは絶妙で、ぼーずは横山やすしの跡継ぎは西野やすしだと常々言っているくらい。伏見で空手の道場主もやっている変わり種ギタリスト。↓ はっちゃんは広島の尾道から来てくれたピアニストで、この小さな体からどうやってという位、ダイナミックな演奏を聴かせてくれる。
DUOという事で、今回はっちゃんが何曲か歌ってくれた。大好きなClassicsⅣのSpooky。いい選曲だけど、なんでこんな古い曲を知ってるんだ?。西ヤンの曰く『私は見かけより若いんですが、この子は(見かけより)歳いってます』を思い出す(笑)。
↑ 最後は坂本九の『上を向いて歩こう』 九よりひとつ少ない八っちゃんだけど上手やなぁ。日本のブルースはこれだろう。85年、ドイツのオッフェンバッハという小さな街にある古いホテルに一月ばかり滞在したことがあった。夜暇なので英語のラジオ放送を聴いていた。
『次はサカモトという日本人の曲です』とDJが言うではないか。ドイツ人のテクノ好きは知っていたので、けっ!イエローマジックかよ!と、ぶー垂れていたら、あにはからんや、この『上を向いて歩こう』がかかった。聴いている内に涙がボロボロと溢れてくる。なにせ周りは外国人ばっかり、日本を強く意識したのだろう。
ま、正確に言うと、かの地ではぼーずが外国人なのだが(笑)。自分では海外生活を楽しんでいるつもりでも、心の奥底で望郷の念にかられていたのかもしれない。音楽を聴いて泣いたなんて覚え、他に無いもんなぁ。
『そんなええ話があるなら、なんで曲の後に言わへんねん』とライブが終わってから西ヤンから突っ込まれた。あのねぇ、この日はあんたのライブや。ワシの話なんかしてどないするねん(笑)。
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