気象庁の梅雨明け宣言を聞いて嘘だと思った。なんか曇ってるし、今後の予報にも雨マークがちらつく。そもそも梅雨明け後の10日くらいは晴天が続くのが常だ。その為、学生時代は梅雨明けになると生意気に単独登山なんぞをやっていた。まずは所属していたラグビー部が7月末にかけて2週間程バイトの為のオフをくれたのが大きな理由かな。
ここで天気のいい3日程、一人で山に登り、残りの約10日をハードな肉体労働バイトで大学の授業料(そう、自分で払ってたんだよ、エッヘン)と合宿代を稼いでいた。当時、親父の会社では単純重作業のバイトをいつも募集しており、4時間残業すれば日当は6,000円近くになった。安ぅ~!と思うことなかれ。通常の学生バイトだと当時は1日2,500円程度だったんですぜ。
スポット溶接面が真っ赤になった車のホイールを100個ずつパレットに積むという地味でハードなバイトだからこの報酬なのだ。突然申し込んでも採用されるのはそこの正社員がすぐ来なくなるから(笑)。そしてそこまでやってまで行った単独登山の理由は『たまには一人でバカをやりたかったから』(笑)。練習から飲みに行くまで、すべての愚行はチームメイトと一緒というのはねぇ。たまにフケたくなるんだよなー。
メッチャ長い閑話休題、このクソ暑い中Fridgeが苦楽園のYellow Ribbonに来てくれた。一部の幕開けはオリジナルの①Flower Peopleで始まった。そしてポインターシスターズのカバー曲②All I Know Is The Way I Feelの後は③月とネコ ④Last Train ⑤Primavera ⑥夏草の匂いとオリジナル路線で突っ走る。最後はスリードッグナイトがヒットさせた⑦Lier。元々はゾンビーズを抜けたR=アージェントの作品だそうな。
二部はカバー無しで①ノクターン、向日町、今は向日市か・・・のテーマソングを目指した真紀ちゃん作の②光の子、フクチンのベースがアンソニー=ジャクソン(アル=ディ=メオラのベース)みたいにカッコいい③Midnight Cruise。 ④Fake Freak ⑤Magic Whistle ⑥Strawberry Jam ⑦2021 ⑧道は続く とオリジナル曲で締めくくり、二部が終了した。
勿論、アンコールの声がかかり、オリジナルの“しなやかにしたたかに”を演奏してライブ終了。普段ならのんびりとイエローで飲んで、帰宅に付くFridgeを見送るのが常だが、午後の酷暑で路面が焼けて散歩を中止し、出て来ている。散歩待ちの麻子が怒ってるだろうなと早めに帰って来た。
案に相違し、おとなしく寝ているようだったのでコッソリ二階に上がろうとしたら・・・『ワン(遅いやないか!)』(笑)・・・寝とけよ。夜の公園をうろつきに家を出たのは良いが、なかなか帰らんのが麻子。しかし・・・クソ暑い1日だった。