コンビニに支払いに行き、見つけたのがこれ。セブンイレブンだけで先行販売しているというグランドキリンなる新製品だ。
原料が麦芽とホップになっていたので買って帰った。ワタシャ古い人間なので未だにドイツのビール純粋令（reinheitsgebot）を遵守しているのだ。水、酵母、麦芽、ホップ以外を使った飲み物はビールと認めん（笑）。ま、それしかなければホッピーだって飲むけどね（なんちゅう勝手な・・・）
味は今風に程遠く、どっしりとした重厚な味わい。悪くないと思う。そもそも８６～７年、まだ上記の法律が輸入ビールにも有効だった頃（その後、国内生産で国内販売するものにだけ科せられ、輸入ビールはお構いなしになった）ドイツでKirinブランドのビールが売られたことがあった。
結構いい味だったが、他にもっとうまい地ビールがあったので常飲していた訳ではない。因みに、いつも飲んでいたのはBindingのRömer Pils（PilsとはPilsnerのことで、いわゆる日本のビールに近い）。スーパーで買うと500ccビンで５０円位だったような記憶が。いい国だったナー、やっぱ帰ってくるんじゃなかった（笑）。
美味かった記憶があったので帰国してすぐキリンの麦芽１００％をうたうハートランドなるビールを見たときは迷わずオーダー。一口飲んで・・・なんじゃこれ、スーパードライをマイルドにしたようなというか、味がないというべきか・・・ぼーず的には、所詮意味無いじゃんビールであった。
今回の新製品について言えば、美味い部類に入ると思う。問題はぼーずが美味いというビールは人気ないんだよなぁ（笑）。高めのアルコール度数といい時代に逆らう味付けが気に入った。また、栓抜きなしで飲めるのもいい。唯一の文句はビンがリターナブルでないことか。ビールビンを上手に使えば８年間もしくは２４回のリサイクルが可能と書いてあるのはキリンのホームページである。
