この2度だけでも充分にショックなのだが、中年後期になると更に第3次、4次とこまめにショックがやってくるようになるから大変だ。ポマードの匂い、道端でカーッと喉を鳴らして唾を吐く、人前で楊枝を使いシーハーシーハー、新聞をめくるのにいちいち指をなめる。若い頃、おやぢ共のこんな所が嫌だった。
デリカシーの無さを差し引くと、それらがすべて、加齢に関係していることが身にしみて判りだした。まず、髪が減るから固めたくなる(笑)。ポマードの匂いが悪いのはおやぢのせいではない。風邪をひいてなくても痰が絡む(喫煙者は自業自得だけどね)
体質の変化は歯並びにまで及び、歯間がすきだしたように思う。食べるたびに奥歯に物が挟まってしょうがないのだ。好物のネギ、もやしは天敵(食べるけど)になってしまった。ただ、若い女性に嫌がられないよう、デンタルフロスはトイレで使うようにしている。
また、歳を取ると体の水分が抜けるようだ。即身仏を目指しているわけではないのだがミイラ化しているのか?ぼーずが若い頃は手のひらに大量の汗をかく体質で、机の上に水滴が生じ答案用紙がフニャフニャになって困ったもんだ。
冬になると手の皮がポロポロ剥け、医者に行くと『自分の汗にかぶれていますね』と言われた。見た目が水虫みたいで非常に気になり、保湿剤アトリックスが手放せなかった。それがどうだ。ここ何年も手の皮は健在だ。それどころか手のひらは乾く一方で本のページがめくりにくい(笑)。
死んでも指なめ爺ぃにはなりたくないので、ウエットティッシュを活用している。ちょっと閃いたのだが、大昔女学生の間ではやっていたソックタッチを指に塗るのはどーだ。まだ現役で売られているのだろーか?
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