だらだら日記 『底なしなべ!』

劇団あらむの脚本担当&役者である、なべ兄の日記です。
芝居や仕事、身の回りの出来事を底なしに書き綴ります。

エヴァンゲリヲン感想

2007-09-10 23:25:33 | だらだら日誌
昨日の日記にも書いたとおり、エヴァの新作映画を見てきました

エヴァンゲリヲン新劇場版:序

とりあえず、感想を書きます。

ややネタばれも含まれますので、見ていない方はスルーでお願いします。


























劇場に到着したのが開演の10分前でした。

新作映画といっても、内容はTV版のリメイクと聞いていますからね。

しかも公開は先週。

余裕で座れると思っていると。







立ち見すらできない状況なんだって(涙








もうね。

すごい人だかりですよ。

映画館にこんなに人が集まってるのを見たのは、踊る大捜査線以来ですね。

それほどすごい人でした。


何せ、この時点で、次の回も、立ち見確定でしたからね。


ということで、2つ後の回を見ることにしました。



以下、本当に映画の感想です。





内容は、先ほども書いたとおり、基本ストーリーはTV版のリメイクなんですが、単なるリメイクじゃありませんでした。

まず、画像が綺麗。


もともとクオリティの高いアニメでしたが、さらにクオリティがUPしていましたね。

特に戦闘シーン。

各種兵器のミサイル乱射。

そして何より最後に出てきたラミエルのクオリティが高すぎ。

CGの進歩ってすごいですね~

そして、その技術を使った演出もすごくよかった。

今回はヤシマ作戦までだったのですが、その盛り上がり方は原作以上だと思います。

もともとのストーリーを知っているのにもかかわらず、手に汗握りましたからね。



そして、もうひとつはストーリーが微妙に変わっていました。

これは、原作であるTV版は、正直手探りで作品を作っていたように思えました。

なんていうか



こういう見せ方や、こういう設定って面白いんじゃね?


っていうのを集めた感じで、ある意味実験作という感じでした(それでも面白いところがこの作品のすごいところですが)

そういう風に作っていった作品は、破綻しそうになるのですが、(TV版は破綻したといっても過言ではないでしょうけどw)映画版で『碇シンジの成長物語』というみんなが納得しそうな妥協点を見つけ、何とか収束させたというのが私の印象でした。(ちなみに、私はTV版&旧劇場版自体は嫌いじゃないです。むしろ大好きな作品ですからねw)


しかし、今回のエヴァは





最初から碇シンジの成長物語という目的地を決めているように思えました。





そのために必要な複線や設定はそのまま残し、邪魔になりそうなものは排除、もしくは変更しているのです。

ここが非常によかったです。


ただ、やっぱりもともと長い物語を1時間30分に抑えているため、駆け足に感じるのは否めません。


なので、原作を知っている方のほうがはるかに楽しめると思いました。


とはいえ、万人に受ける作品だと思いますよ。

個人的には最高に面白かったので、もう一度見に行きたいとさえ思いました。

最後に・・・









やっぱりミサトさんのサービスサービスは最高だな(そこか