ツツジは納得、でもダケカンバまで・・・
やっぱり台風18号の仕業でしょうか?
磐梯吾妻スカイライン(2014.10.12)
「その1 高湯温泉側」「その2 土湯峠側」の続きです。
土湯峠温泉郷の野地温泉ホテルの駐車場へ。
鬼面山からの下山後の日帰り入浴が楽しみ♪
安達太良山野地温泉登山口(ブナッ子路入口) 8:40
スタートした直後に気が付きました。
朝食のオニギリを車に忘れて取りに戻って仕切り直し (-_-;)
野地温泉の標高は約1180mで
周辺は磐梯吾妻スカイラインの幕滝を望む天風境から確認した通りに紅葉のピークを迎えていました。
・・・なんですが、先ず気になったのはツルアリドオシの変わった赤い実。
ブナの葉が全て褐色になる前に間に合いました。
綺麗な黄葉に見惚れて上ばかり見ていると
落ち葉に隠れた地を這うブナの根っ子につまずいたりして (^^ゞ
ついでに・・・
夏に沢山生えていたあのオレンジ色ニョキニョキのサナギタケも探してみましたが
もうブナの良質な栄養になったのか?何処にも見つかりませんでした。
ブナの原生林を抜けて送電線管理道を横切り
後ろを振り向けば山頂に反射板がある高山。
旧土湯峠 9:05
向かう鬼面山の紅葉の主はツツジの赤。
まだなんとなく赤いけれど半ば落葉しているみたい・・・
こうなりゃ見下ろす紅葉と展望を楽しもう!
最初のガレ場の途中で振り向けば吾妻連峰。
右を見れば磐梯山。
サラサドウダン落葉。
本当は10月5日に登るはずだった鬼面山。
台風18号の影響で雨が降り始めたのがその日のお昼頃・・・こればかりはしょうがない。
ホツツジの葉は辛うじて残っていました。
肩の道標 9:30~9:35
旧国道115号線付近の紅葉を俯瞰。
彼方に万年雪を抱く飯豊山と旧土湯峠とブナッ子路の新野地温泉側のブナ林を眺める。
背の高いブナは落葉が進んでる?
小休止を終えて少し進むと聞こえるべき音が聞こえない。
ザックを下ろしたときに・・・道標まで引き返して熊除けの鈴を無事回収。
これは引き返した方がいいのかな?と思いつつ
所々切れ落ちている左側の崖をいつも以上に注意しながら展望ポイントへ。
雲海が福島盆地だけではなく
せっかくの見下ろす紅葉までも隠してしまいそう。
2番目の山頂直下のガレ場から振り返れば
吾妻連峰の展望に吾妻小富士がチラリと加わる。
蔵王山も雲海の上にチラリ。
色褪せコメツツジは山頂近くになると落葉。
紅葉のピーク時には辺り一面赤色とオレンジ色に覆われていたはずです。
相変わらず那須と日光の山々が♪
ガレ場を登り切った山頂のほんの手前から。
さすが連休、思ったより人がいます。
鬼面山山頂 (標高1481.6m) 10:00
薮の中の踏み跡を数メートル辿って三等三角点にタッチしてから
「鬼面山・福島市」の山頂標のキラリ証拠写真。
続きます。