米米CLUB / 手紙

今回は、米米CLUBのシングル「手紙」を取り上げたいと思います。実は、米米CLUBに関しては、当時、彼ら自身出演もしていたCMでの「FUNK FUJIYAMA」という曲からも、イロモノ系バンドと認識していまして、正直、全然興味ありませんでした。しかし、大学で一目惚れしたある人が米米CLUBを好きだと知ったことから、当時、半ば無理矢理レンタルして聴くようになりました。（爆）

とはいっても、米米CLUBの音楽は、自分の音楽的好みから言って結構当たり外れがあり、正直、ほとんど馴染めませんでした。（特に、半分ふざけたようなソーリー系と呼ばれるナンセンス楽曲は未だに馴染めません。）そんな中、レンタル屋でこの「手紙」の初回限定盤（特別仕様封筒入）シングルを見かけ、いつも通り何気なく借りて聴いたところ、米米CLUBらしくない、どこかノスタルジックで哀愁の漂う曲調と歌詞にグッときました。しかも、カップリングの「ひだまり」も、これまた暖かみのある穏やかな曲調と郷愁を誘う歌詞で、聴いていて心地よく、胸に染み入るようで癒されました。

ということで、聴いたことがない方が居たら、カップリングの「ひだまり」も素晴らしいので、まずは下記オトフレームより試聴の上、できればシングル「手紙」をお買い求めください。特に、ノスタルジーに浸りたい方は是非！

因みに、私は、やはり気に入ったものはちゃんとCDで欲しいので、結局ちゃんと買いました。ただ、急に思い出して買ったのが2～3年前のことなので、もう初回限定盤（特別仕様封筒入）シングルはどこにも売ってなく、通常盤での購入となってしまいましたが。

とにかく、その恋は実らなかったこともあり、今では歌詞の内容と自分の郷愁とが重なるこのシングルや曲は、聴く度に、懐かしさと共に様々な思い出を胸しめつけんばかりに思い出させてくれますし、学生の頃の何とも甘酸っぱいような気持ちを込み上げさせてきます。