今回は、昨年末の来日公演も記憶に新しい、Billy Joelの13年振りとなる待望のポップ・ミュージックのオリジナルの新曲をご紹介したいと思います。
実は、昨年末の来日公演のライブの感想の中でも触れましたが、Billy Joelは、1993年発表の『River of Dreams』を最後に新曲中心のポップ・アーティストとしての活動から離れると宣言して以降、本当にオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムや新曲を(カヴァー曲を除くと)出してきておりません。よって、昨年末の久々の来日公演においても新曲の演奏は1曲もなく、その点は、多少寂しく感じたものでした。ただ、一方で、今回の久々のワールド・ツアーをきっかけに、1993年発表の『River of Dreams』以来となるオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムを作る意欲が湧いてくれないかなぁ、と多少期待したのも事実で、実際、今回のツアーを行う前に、「引退なんかしていない」と引退(と解釈されてしまった)発言の真意を説明までしていたことも、その期待感を増幅させました。でも、まさかこんなに早く新曲を耳にすることができるとは、正直、予想していませんでした。
実際、NEW YORK POSTが先月、1993年発表の『River of Dreams』以来となるポップ・ミュージックの新曲「All My Life」を、Billy Joelが、昨年12月29日にニューヨークのスタジオに往年のプロデューサーである巨匠のPhil Ramoneと共に入りレコーディングしたと報じた際も、その「All My Life」が、現在の妻であるKatie Lee Joelとの結婚二周年を記念して書かれた曲とのことだったので、単なるプライベートな作品として私的に録音しただけかも、とリリースについては、正直、懐疑的でした。
しかしながら、この度、PEOPLE.comにて、この新曲「All My Life」の独占先行フル試聴が開始されたと知り、早速こちらにて歌詞と共に先行試聴してみました。印象としては、Billy Joel自身、PEOPLEとのInterviewの中で語っているように、Billyの往年の典型的なポップ・ミュージックのような作風の楽曲という訳ではなく、寧ろ1950年代の古き良きアメリカを彷彿とさせるような、Tony BennettやFrank Sinatraのようにオーケストラをバックにロマンティックに歌い上げるという感じの楽曲ということで、まるで懐かしのポップ・スタンダードのような趣を感じました。また、歌詞についても、私生活で見舞われた数多くのアクシデントを乗り越えて、漸く真に愛する妻を得ることができ、人生が好転した喜びが溢れていて、やっとBillyも立ち直って幸せになったんだな、というのがメッセージとしてひしひしと伝わってくる内容で、ジーンとくるものがありました。勿論、本音を言うと、Billyの往年の典型的なポップ・ミュージックのような作風の楽曲を期待していたので、その点については、肩透かしを食らった感もありますが、これはこれでありかな、というのもまた偽らざる気持ちであります。
ということで、Billy Joel復活の狼煙となる13年振りのポップ・ミュージックのオリジナルの新曲「All My Life」、是非とも下記オトフレーム又はこちらをクリックして、試聴してみてください。
因みに、Sony Music Online Japanの公式ページによると、この新曲は2月27日全米発売予定との事ですが、日本での発売は今のところ未定*とのことです。とはいえ、これを機会に良いアイデアが浮かんで、最終的には『リヴァー・オブ・ドリームス』以来となるオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムへと発展することを期待したいものです。
* 2007年4月18日に、「Honesty」と「Stiletto」の2曲をボーナストラックとして追加収録した全4曲入りシングルとして、日本盤も発売となっております。詳しくは、Sony Music Online Japanの公式ページより参照ください。
実は、昨年末の来日公演のライブの感想の中でも触れましたが、Billy Joelは、1993年発表の『River of Dreams』を最後に新曲中心のポップ・アーティストとしての活動から離れると宣言して以降、本当にオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムや新曲を(カヴァー曲を除くと)出してきておりません。よって、昨年末の久々の来日公演においても新曲の演奏は1曲もなく、その点は、多少寂しく感じたものでした。ただ、一方で、今回の久々のワールド・ツアーをきっかけに、1993年発表の『River of Dreams』以来となるオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムを作る意欲が湧いてくれないかなぁ、と多少期待したのも事実で、実際、今回のツアーを行う前に、「引退なんかしていない」と引退(と解釈されてしまった)発言の真意を説明までしていたことも、その期待感を増幅させました。でも、まさかこんなに早く新曲を耳にすることができるとは、正直、予想していませんでした。
実際、NEW YORK POSTが先月、1993年発表の『River of Dreams』以来となるポップ・ミュージックの新曲「All My Life」を、Billy Joelが、昨年12月29日にニューヨークのスタジオに往年のプロデューサーである巨匠のPhil Ramoneと共に入りレコーディングしたと報じた際も、その「All My Life」が、現在の妻であるKatie Lee Joelとの結婚二周年を記念して書かれた曲とのことだったので、単なるプライベートな作品として私的に録音しただけかも、とリリースについては、正直、懐疑的でした。
しかしながら、この度、PEOPLE.comにて、この新曲「All My Life」の独占先行フル試聴が開始されたと知り、早速こちらにて歌詞と共に先行試聴してみました。印象としては、Billy Joel自身、PEOPLEとのInterviewの中で語っているように、Billyの往年の典型的なポップ・ミュージックのような作風の楽曲という訳ではなく、寧ろ1950年代の古き良きアメリカを彷彿とさせるような、Tony BennettやFrank Sinatraのようにオーケストラをバックにロマンティックに歌い上げるという感じの楽曲ということで、まるで懐かしのポップ・スタンダードのような趣を感じました。また、歌詞についても、私生活で見舞われた数多くのアクシデントを乗り越えて、漸く真に愛する妻を得ることができ、人生が好転した喜びが溢れていて、やっとBillyも立ち直って幸せになったんだな、というのがメッセージとしてひしひしと伝わってくる内容で、ジーンとくるものがありました。勿論、本音を言うと、Billyの往年の典型的なポップ・ミュージックのような作風の楽曲を期待していたので、その点については、肩透かしを食らった感もありますが、これはこれでありかな、というのもまた偽らざる気持ちであります。
ということで、Billy Joel復活の狼煙となる13年振りのポップ・ミュージックのオリジナルの新曲「All My Life」、是非とも下記オトフレーム又はこちらをクリックして、試聴してみてください。
因みに、Sony Music Online Japanの公式ページによると、この新曲は2月27日全米発売予定との事ですが、日本での発売は今のところ未定*とのことです。とはいえ、これを機会に良いアイデアが浮かんで、最終的には『リヴァー・オブ・ドリームス』以来となるオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムへと発展することを期待したいものです。
* 2007年4月18日に、「Honesty」と「Stiletto」の2曲をボーナストラックとして追加収録した全4曲入りシングルとして、日本盤も発売となっております。詳しくは、Sony Music Online Japanの公式ページより参照ください。
たしかにちょっと肩透かしをくらった部分はありますが、ともかく新曲のリリースをしてくれて、これからに期待させてくれただけでも大きいですよね。それにしても、本当にハッピーな結婚だったんだなぁと思えて、こちらまで嬉しくなります。