今回は、1986年8月2日付Billboard総合シングル・チャートで全米No.1に輝き、2週間にわたって1位の座に君臨してから、今月で丁度20周年を迎えた映画『ベスト・キッド2』(1986年)の主題歌であるピーター・セテラの初ソロシングル「グローリー・オブ・ラヴ」を取り上げたいと思います。
私にとって、本格的に洋楽に嵌るきっかけとなったのが、この曲との出会いからだったと言っても過言ではありません。初めてこの曲を知ったのは、当時偶に見ていたサンテレビで夕方放送していた『ポップベティハウス』で、丁度、ピーター・セテラの「グローリー・オブ・ラヴ」のMTV Video Clipが流れたのですが、その瞬間、その美しい楽曲とピーター・セテラのハイトーン・ ボイスの虜となりました。しかし、当時、中学生だった自分にとっては、アルバムカセットでも高価で即買える代物ではなかったので、とりあえずはFMラジオのエアチェックで、ピーター・セテラの「グローリー・オブ・ラヴ」の放送番組(多分、同時期に聴くようになった、毎週日曜日の夜にFM大阪で放送されていたケーシー・ケーサムの『アメリカン・トップ40』だったと思う)をカセットテープに録音、編集して愛聴していました。そして、その年末頃には、エイミー・グラントとのデュエット曲でもあるセカンド・シングル「ネクスト・タイム」という美しい名曲(結果的にはその曲も全米No.1を獲得しました)を耳にしたのが決めてとなり、無けなしの小遣いを叩いて、漸くアルバム『ソリテュード~ソリティア』のカセットを買う決心を固め、近所のレコード屋に走ったものの、売り切れていて買えず(代わりになぜかピーター・ガブリエルの『SO』ならありますけど、と薦められ、思わずツッコミそうになった記憶もあります) 、翌1987年の正月に漸く購入できたという懐かしい思い出があります。
とにかく、この壮大で煌びやかな極上バラードは、私にとっては永遠のマスター・ピースですし、今聴いても古臭さを全く感じない不朽の名曲と言えます。実際、今のように気軽にはアルバムを買えない頃で、吟味に吟味を重ねて買ったもの、ということもあるのでしょうが、そのアルバム『ソリテュード~ソリティア』のカセットへの愛着は一入で、擦り切れそうな程聴きました。今では、普段聴くのは10年程前に買い換えたCDとなっていますが、当時買ったカセットは勿論、捨てずに今でも実家に大切に保管しています。
それにしても、あれからもう20年経ったんだなぁ、と感慨深いです。ということで、「グローリー・オブ・ラヴ」の懐かしのMTV Video Clipも、こちら又は下記画像をクリックすると、フルでご覧になれますので、良かったら是非とも試聴してみてください。
因みに、非公認盤DVD『Live In Salt Lake City』でも、この「グローリー・オブ・ラヴ」を歌う前に、ピーター・セテラ本人が少しコメントしていますが、実はこの曲、元々は映画『ロッキー』シリーズ(時期的に『ロッキー4』?)用に書かれたものであったが不採用となり一旦お蔵入りになっていたものとのことで、その後、『ベスト・キッド2』関係者からオファーを受けた際に、聞かせたところ気に入られた事から、歌詞を『ベスト・キッド2』用に一部書き直して提供したものだそうです。もし存在するなら、そのオリジナルの映画『ロッキー』シリーズ用の没テイクも聴いてみたいものです。
最後に、余談ですが、アルバム『ソリテュード~ソリティア』の帯のコピーが「たった一人のシカゴ。シカゴ栄光の17年の歴史を支えた”ミリオン・ダラー・ヴォイス”ピーター・セテラがグループ脱退後、その才能のすべてを捧げた傑作登場!」だったのですが、当時は、シカゴというグループを未だ知りませんでしたので、“たった一人のシカゴ”という表現がピンとこなかったです。勿論、今では言わんとするところはわかりますが。
私にとって、本格的に洋楽に嵌るきっかけとなったのが、この曲との出会いからだったと言っても過言ではありません。初めてこの曲を知ったのは、当時偶に見ていたサンテレビで夕方放送していた『ポップベティハウス』で、丁度、ピーター・セテラの「グローリー・オブ・ラヴ」のMTV Video Clipが流れたのですが、その瞬間、その美しい楽曲とピーター・セテラのハイトーン・ ボイスの虜となりました。しかし、当時、中学生だった自分にとっては、アルバムカセットでも高価で即買える代物ではなかったので、とりあえずはFMラジオのエアチェックで、ピーター・セテラの「グローリー・オブ・ラヴ」の放送番組(多分、同時期に聴くようになった、毎週日曜日の夜にFM大阪で放送されていたケーシー・ケーサムの『アメリカン・トップ40』だったと思う)をカセットテープに録音、編集して愛聴していました。そして、その年末頃には、エイミー・グラントとのデュエット曲でもあるセカンド・シングル「ネクスト・タイム」という美しい名曲(結果的にはその曲も全米No.1を獲得しました)を耳にしたのが決めてとなり、無けなしの小遣いを叩いて、漸くアルバム『ソリテュード~ソリティア』のカセットを買う決心を固め、近所のレコード屋に走ったものの、売り切れていて買えず(代わりになぜかピーター・ガブリエルの『SO』ならありますけど、と薦められ、思わずツッコミそうになった記憶もあります) 、翌1987年の正月に漸く購入できたという懐かしい思い出があります。
とにかく、この壮大で煌びやかな極上バラードは、私にとっては永遠のマスター・ピースですし、今聴いても古臭さを全く感じない不朽の名曲と言えます。実際、今のように気軽にはアルバムを買えない頃で、吟味に吟味を重ねて買ったもの、ということもあるのでしょうが、そのアルバム『ソリテュード~ソリティア』のカセットへの愛着は一入で、擦り切れそうな程聴きました。今では、普段聴くのは10年程前に買い換えたCDとなっていますが、当時買ったカセットは勿論、捨てずに今でも実家に大切に保管しています。
それにしても、あれからもう20年経ったんだなぁ、と感慨深いです。ということで、「グローリー・オブ・ラヴ」の懐かしのMTV Video Clipも、こちら又は下記画像をクリックすると、フルでご覧になれますので、良かったら是非とも試聴してみてください。
因みに、非公認盤DVD『Live In Salt Lake City』でも、この「グローリー・オブ・ラヴ」を歌う前に、ピーター・セテラ本人が少しコメントしていますが、実はこの曲、元々は映画『ロッキー』シリーズ(時期的に『ロッキー4』?)用に書かれたものであったが不採用となり一旦お蔵入りになっていたものとのことで、その後、『ベスト・キッド2』関係者からオファーを受けた際に、聞かせたところ気に入られた事から、歌詞を『ベスト・キッド2』用に一部書き直して提供したものだそうです。もし存在するなら、そのオリジナルの映画『ロッキー』シリーズ用の没テイクも聴いてみたいものです。
最後に、余談ですが、アルバム『ソリテュード~ソリティア』の帯のコピーが「たった一人のシカゴ。シカゴ栄光の17年の歴史を支えた”ミリオン・ダラー・ヴォイス”ピーター・セテラがグループ脱退後、その才能のすべてを捧げた傑作登場!」だったのですが、当時は、シカゴというグループを未だ知りませんでしたので、“たった一人のシカゴ”という表現がピンとこなかったです。勿論、今では言わんとするところはわかりますが。
http://www.thesunnews.net/news.php3?idkey=6511