HIDBとは「ひでぶー」じゃなくて、堺市建築部標準仕様のアスファルト防水工法の仕様名称です。HI非歩行D断熱B防水(ヒネリもなく、そのまんまですね)です。で、私共は市有庁舎や小中学校等の修繕のお仕事をよくさせて頂いておりますからよく「ひでぶー」を直す機会が多いわけです。ある暑い夏の日の時、その驚愕の事実を見つけるに至りました。
露出アスファルト防水の修理といえば、改質アスファルトシート防水のトーチ工法(AS-2)が定番なのです。新旧防水層の接着性、作業性、又コスト的にも10年保証付きの全面改修や雨漏りしている劣化部分の部分補修に最も優れているからです。
その日も茹だるような炎天下で、またよりにもよって暑い日に熱い作業をしていました。でもその悪条件の中、我乍ら巧く張れたなぁと自己満足に浸り食事に出かけ、現場にもどって、全員目が点になりました。(-.-)(-.-)(-.-)「おい、マジかよぉ?」。。。。。
何とトーチ工法で張り付けた改質アスファルトルーフィングシートが一定の間隔でよじれシワになっていました。たった1時間少々の間で何が起こったのか?まったく我が目を疑いました。それから手直しして再度貼り直しをし、今度は少し放置して見守りましたが、そういった現象はその後ありませんでした。
その現場は特に極端でしたが別現場※で施工後、メンテナンスにお伺いした時にまた同じようなシワが施工後わずか2ヶ月後に発生していました。小社の品質向上会議では夏になればこの話題が一番多かったです。※「そういえば共通するのは泉北ニュータウン内の小中学校でした。泉北は堺市内の中でも特に暑いのでしょうか???」
断熱防水の断熱材は太陽光線の輻射熱<ふくしゃねつ>をコンクリートスラブに伝え無ように熱を遮断します。遮断された熱は反発して逆方向に戻ります。すなわち内断熱工法(防水層の下に断熱層がある工法)の「防水君」は上からと下からの両方の熱に耐えなければなりません。例えば夏の炎天下よりも冬、雪山の方が真っ黒に日焼けするのとおんなじですね。これは防水君があまりにも殺生ですね。
そこで、防水専門修繕屋からのご提案です!
断熱防水の改修又は補修には是非、遮熱塗料をトップコートとして併用
するような仕様組みを維持保全ご担当者様へお願い申し上げます。遮熱トップは高日射反射率塗料といい、太陽の日射を反射して屋根からの熱の侵入を抑制するシンプルで経済的な省エネルギー手法であると注目されています。この「高日射反射率塗料」は近年 JISが制定され、温暖化が進み酷暑の日本国内で需要が急増しています。高日射反射率塗料の反射率は一般塗料と比べて特に赤外線領域で大幅に高いため熱の侵入を抑制し、冷房に係る諸費用を節約して、省エネルギー効果を体感することができます。しかも加えて屋上露出防水層の耐久性を大幅に向上させ維持管理に係る補修修繕費や改修工事費を節約する事ができますので何重にもメリットがあります。
じゃ、屋上防水向きの高日射反射率塗料でいいものは無いか?・・・・・
ありました。ありました。灯台下暗しとはこのことでした。いつもシート防水等の防水トップコートでお世話になっている、防水を知り尽くした防水トップコート一筋のトップ老舗の地元大阪府の
ダイトー技研株式会社さんの「ダイクール」。
結構、高日射反射率塗料が世間から脚光を浴びる以前から取り組んでこられていたみたいで、製品自体の歴史は長いようです。勉強不足でした(反省)
ダイトー技研株式会社「ダイクール」はここから全国通販で購入できます。→■
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ご提案のように補修改修露出防水のトップコートとして、あるいはシート防水やウレタン防水、露出アスファルト防水のトップコートの塗替えにも大いに推奨されます。ほかにも屋上で暑くなっては困るような施設への塗布も妙案です。
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