セパ穴やコールドジョイントからの漏水を水性ゴムアスファルト系塗膜防水材ガスファルトの捨て塗りによって未然に防ぐ
最終的に躯体面全体にモルタル防水するので、セパ穴やコールドジョイントは特に処理しなかった。という話はよくあるある話です。仮にそこに漏水があっても、微々たるものだから気にしない、というのもありでしょうが、現場管理者としては後々、他の技術者から、「何の工夫もしてなかったんか?」とか突っ込まれたくないじゃないですか(笑)そこで、モルタル防水の下地処理の一環で、セパ穴とコールドジョイントや建具廻り、コンクリートへの埋設設置物の取合い、特に設計では指示が無かった庇、外部階段、廊下、斜壁、パラペットには、モルタル防水前にゴムアスファルト系塗膜防水材(ガスファルト)を塗布しておくと万全ですよ!監督員さんも現場の品質管理の創意工夫点がUPしてくれるかも知れません。ぜひ現場には1缶、常備したいものです。ガスファルトはコンクリートやモルタルと非常に仲がいいんです(接着性)また、それをさらに専用プライマーによって飛躍的に向上させることが可能です。
セパ穴と打継に塗布
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屋上防水改修工事や架台基礎設置時、既存防水層撤去の際の雨養生仮防水としても水性ゴムアスファルト系塗膜防水材ガスファルトは手軽、最速
屋上防水改修工事や屋上架台基礎設置工事の際の既存防水層撤去時に、すぐ2~3日後には新しい防水を設置するからといって、ブールーシートなんかで簡単な雨養生してませんか?そういう日に限ってこれが雨が降るんです!!そして「ブールシートでは意味が無いな、やっぱ防水とちがうものなあ」という定番のセリフを口にしてしまいます。結局、そのブルーシートは寧ろ、新たな防水をする為に下地乾燥させる障害になってしまうんですね。既存防水層を撤去する(現時点の撤去防水層でおそらく一番多いのはアスファルト防水層だと思います)場合、撤去したら追掛けて掃除し、ゴムアスファルト系塗膜防水ガスファルトを塗布したらいかがでしょう。塗布量は0.4kg/m2程度の薄塗でも効果がありますうえ、すぐ乾きます。下地に含侵しているアスファルトプライマーとも接着性が良好です。そもそも、防水を改修する建物の建物管理者は防水改修工事が着工したら、すぐその日から雨が止まるものだとご期待されがちで、もし工事工程の関係で雨が漏れた、ということにでもなろうものなら「雨漏りを止めてほしいから工事を発注したのに、発注前の何倍も多く漏らしてどうするの!」お叱りを受けなければなりません。
和便器から洋便器に更新する際の便所(トイレ)改修や浴槽の入替え浴室改修等の室内防水の修繕にも水性ゴムアスファルト系塗膜防水材ガスファルトは安全、簡単、確実で大活躍!
本来は既存がアスファルト防水の場合が殆どなので、原設計の熱アスファルト防水で修繕するのがベストでしょうが、実施する際、難点がいくつかあります。事前にチェックお願いいたします。
① 熱アスファルト防水工法の溶融アスファルトは釜が必要です。溶融釜を搭載したトラックが横付けできる所でないと施工できません。
② ゴーという音と煙と臭いが現場に発生します。近隣住宅や店舗に周知していますか?また溶融した高温のアスファルトをもって現場まで廊下や階段を走りますがそれは可能ですか?
③ 便器1個の更新で溶融釜搭載車両1台、専門防水工3人工(釜番、撒き手、貼り手)と防水材(アスファルトとルーフィング類)が最低必要になってしまいますが、コスト的に重負担じゃないですか?
以上の問題を一気に水性ゴムアスファルト系塗膜防水材ガスファルトが解決します。必要な道具はハケ一丁・・・・以上です。作業音はしません。煙もあがりません。臭いは水性塗料程度の臭いです。現場で缶を開けますので廊下や階段を汚しません。一人半日程度でできます。手順を踏めば専門防水工でなくても施工できますので専門防水工事屋に依頼するまでもなく衛生設備施工ご担当者様で十分ご対応できます。
お待たせしました。では具体的な施工手順です。
1) ささくれた防水層は削ぐか、ハンドバーナーで炙って平坦にしておいて下さい。
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2) 既存防水層をハンドバーナーでよくあぶって表面を活性化させて下さい。
3) 刷毛でプライマーCを塗ります。0.3kg/m2 既存防水層には最低200mm位塗り掛けて下さい。また立上り貫通パイプにもH200mm位塗りあげて下さい。
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4) 指で触って指が汚れない程度まで乾燥したら(指触乾燥)ガスファルトを薄く塗ります。0.4kg/m2
5) 補強布を下図の様に裁断し、貼付、巻き付けます。
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6) ガスファルトを刷毛で塗ります。0.8kg/m2 茶色が黒くなったら次に進みます。
7) もう一度ガスファルトを塗ります。0.8kg/m2 茶色が黒くなったら完成です。
※床を切り込んだ土間モルタル+タイルの立上り面は絶対防水層を塗り掛けないで下さい。水が溜まるスポットを作ってしまうことになって危険です。
ガスファルトを用いてご自宅に池が作れます。また既にあるお庭の池の漏水を止めることができます
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ガスファルトとアンダーテックスSで自分でする池防水補修(池漏水対策)
国土交通省「公共建築工事標準仕様書」種別:ゴムアスファルト系塗膜防水Y-1、Y-2仕様をはじめ本格的な防水工法にも対応できます。
これまで私どもがご紹介してきたゴムアスファルト系塗膜防水材ガスファルトの用途は補修や養生が中心でしたが、本来は本格的な防水材ですので当然、各種別工法に対応した仕様をもっています。例えば国土交通省の種別ゴムアスファルト系塗膜防水Y-1は主に地下構造物の外壁等の外部側の土に接する面に施す厚膜仕様です。必ず防水保護の為、ポリエリレンフォーム等の緩衝材で包む必要があります。Y-2は主に便所、浴室等の屋内防水やルーフバルコニー等のシンダーコンクリート押え工法の防水工法で使用されています。補強布(クロス)を積層させます。以下にガスファルトによるY-1工法Y-2工法の工程を示します。
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一液型水性ゴムアスファルト系塗膜防水材ガスファルト工法をより確かなものに支援する、プライマー、添加剤等アイテムが豊富。吹付防水工法も可能
あと、被着体に応じたプライマーやトップコート、また粘度や硬化速度をコントロールする添加剤、露出で歩行に供せる厚膜保護材、用途別の補強布等、ガスファルト防水工法をサポートするアイテムが豊富にあります。また折板屋根や瓦棒屋根、外壁等広い面積ではエアレスやリシンガンによる吹付工法も理想的な防水塗膜が生成できます。
左から外壁吹付の例/折板屋根への吹付/地下連壁先やり工法
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ガスファルトのご購入方法
1.すぐ欲しい こちらから買えます
2.工法やアイテムを吟味してから購入↓
ガスファルトご購入ご検討の際、最適な工法な何かな?使用材料は?必要量は?材料費は?と疑問に思われましたらスグ、下記の情報をFAXにてお寄せください。最適な工法と材料を選定して材料お見積として、2~3日中でご返信申し上げます。データーで必要な方はメールアドレスもご記入下さい。誠に恐れ入りますが、担当私、中村は現場に出ていることが多く、足場の上で手元に資料が無くお電話頂いても十分なご対応が出来ないかもしれませんのでなるべくならFAXかメールにてご連絡ください。
① 施工部位
② 押え工法 or 露出工法
③ 10年保証の有無
④ 延べm2数
⑤ 会社名
⑥ 部署とご担当者お名前
⑦ お電話
⑧ ご返信用FAX番号又はメールアドレス
FAX 072-230-2510
メール yonakan1215@gmail.com @は小文字にしてください
※また大阪府堺市及びその周辺都市なら責任施工で小社が直接施工にお伺いできますので、ご安心下さい。お気軽にお問い合わせください。
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