「宇宙の兄弟達へスピリチュアルブログ」の子房(洪)さんが、先日、非常に重要な提案をなされていましたので、そのまま転載させていただきます。
http://japan-spiritual.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html
2014年11月1日土曜日
世界平和のために必要なこと 国連改革
以前に書きました記事の再掲載となります
現状の世界のありかたを見ると国連は世界の平和に役立っていないように見えます
そもそも、国連の原語United Nationsは第二次大戦中の枢軸国に対する「連合国」を指しており、アメリカ合衆国、イギリス、ソビエト連邦、中国、フランスなどの連合国が元です
つまり第二次大戦の戦勝国が、自分たちの都合のよく世界を支配するための組織が今に続く国連の実態です
国連の言う国際平和とは、二度と連合国に戦争を仕掛けるような国が出てこないようにという意味になります
常任理事国には拒否権があるため、アメリカ合衆国、イギリス、ロシア、中国、フランスのどこかの一国でも拒否すれば発議をとめられるようになっています
シリアで内戦が起きて多くの国民が犠牲となっているにもかかわらず、国連が仲裁できないのも、常任理事国である中国やロシアが介入を嫌がっているためです
中国が嫌がるのは、中国自体がチベットやウイグルなどで、シリアと同様に弾圧をおこなっているため、シリアを批判すれば、同じ理論で中国自身も批判の対象となることをおそれるためです
このように、現在の国連の常任理事国の制度そのものが世界の平和に役立たないものとなっています
ほんとうに世界平和を考えるのなら国連そのものを改革していく必要があります
案としてひとつに、常任理事国の拒否権は一国のみで発動できるのではなく、理事国の多数決で決議されるようにすること
もうひとつは、常任理事国そのものを廃止し、選挙で選ばれた理事国によって運営されること
上記への国連改革の移行過程として、常任理事国の枠を増やしていくのがよいでしょう
いきなりそうした変更は抵抗があって出来ないでしょうから、暫定的に常任理事国を増やして、今の国にプラスして日本、ドイツ、インドなどが加わるなどの増員案がよいかと思います
そして最終的には、常任を廃止して、選挙によって理事国を選び、その理事国の多数決で発議の可否を審議するシステムにすべきです
世界の恒久的平和のためにはそうした国連の変革がどうしても必要です
私たちは、このまま戦乱の世の中を享受しつづけるのか、それとも真に世界の平和に向けて変革していくのか、その選択をすることが出来ます
もうひとつ出てくる議論として、理事国などを選ばずに、すべてを各国の投票によって選択していけばよいのではないかという議論が出てくるかと思います
一国一票で平等にやっていくべきだという意見ですね
いま世界では先進国と呼ばれる発展した国よりも、途上国と呼ばれるまだ貧しい国が多数です
そうした現状で一国一票で世界を動かしていくと、豊かな国は貧しい国に富を分配すべきだという意見が強くなっていくでしょう
そうするとどうなるかというと、先進国は努力しても富を取られ、途上国は努力せずに得られるようになります
たとえば、日本でも生活保護の不正受給などが問題になりましたが、一生懸命働いても税金など沢山とられる一方で、努力しない人が保護を受けて楽な暮らしをしていれば、誰もまじめに働く人がいなくなってしまいます
そして、世界は豊かな国が無くなり、貧しい国だけになっていくでしょう
共産主義の国では富を平等に分配する考えだったのですが、実際にやってみるとみんなが貧しくなってしまいました
すべてを一国一票で選択していくと、共産主義といわれる国でおこなった結果が世界的に展開することになります
ですので、理想となる国を選挙で選んで、その国(理事国)をリーダーとして世界を引っ張っていってもらうようにしたほうがよいです
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対立する意見のどちらにも正しさを含んでいることもあります
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そもそも、国連の原語United Nationsは第二次大戦中の枢軸国に対する「連合国」を指しており、アメリカ合衆国、イギリス、ソビエト連邦、中国、フランスなどの連合国が元です
つまり第二次大戦の戦勝国が、自分たちの都合のよく世界を支配するための組織が今に続く国連の実態です
国連の言う国際平和とは、二度と連合国に戦争を仕掛けるような国が出てこないようにという意味になります
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シリアで内戦が起きて多くの国民が犠牲となっているにもかかわらず、国連が仲裁できないのも、常任理事国である中国やロシアが介入を嫌がっているためです
中国が嫌がるのは、中国自体がチベットやウイグルなどで、シリアと同様に弾圧をおこなっているため、シリアを批判すれば、同じ理論で中国自身も批判の対象となることをおそれるためです
このように、現在の国連の常任理事国の制度そのものが世界の平和に役立たないものとなっています
ほんとうに世界平和を考えるのなら国連そのものを改革していく必要があります
案としてひとつに、常任理事国の拒否権は一国のみで発動できるのではなく、理事国の多数決で決議されるようにすること
もうひとつは、常任理事国そのものを廃止し、選挙で選ばれた理事国によって運営されること
上記への国連改革の移行過程として、常任理事国の枠を増やしていくのがよいでしょう
いきなりそうした変更は抵抗があって出来ないでしょうから、暫定的に常任理事国を増やして、今の国にプラスして日本、ドイツ、インドなどが加わるなどの増員案がよいかと思います
そして最終的には、常任を廃止して、選挙によって理事国を選び、その理事国の多数決で発議の可否を審議するシステムにすべきです
世界の恒久的平和のためにはそうした国連の変革がどうしても必要です
私たちは、このまま戦乱の世の中を享受しつづけるのか、それとも真に世界の平和に向けて変革していくのか、その選択をすることが出来ます
もうひとつ出てくる議論として、理事国などを選ばずに、すべてを各国の投票によって選択していけばよいのではないかという議論が出てくるかと思います
一国一票で平等にやっていくべきだという意見ですね
いま世界では先進国と呼ばれる発展した国よりも、途上国と呼ばれるまだ貧しい国が多数です
そうした現状で一国一票で世界を動かしていくと、豊かな国は貧しい国に富を分配すべきだという意見が強くなっていくでしょう
そうするとどうなるかというと、先進国は努力しても富を取られ、途上国は努力せずに得られるようになります
たとえば、日本でも生活保護の不正受給などが問題になりましたが、一生懸命働いても税金など沢山とられる一方で、努力しない人が保護を受けて楽な暮らしをしていれば、誰もまじめに働く人がいなくなってしまいます
そして、世界は豊かな国が無くなり、貧しい国だけになっていくでしょう
共産主義の国では富を平等に分配する考えだったのですが、実際にやってみるとみんなが貧しくなってしまいました
すべてを一国一票で選択していくと、共産主義といわれる国でおこなった結果が世界的に展開することになります
ですので、理想となる国を選挙で選んで、その国(理事国)をリーダーとして世界を引っ張っていってもらうようにしたほうがよいです
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