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日本を再び被爆国としないために。

2016-02-27 11:56:28 | 土佐のくじら

 土佐のくじら国防論

 

土佐のくじらです。

今年に入り、北朝鮮では水爆実験を成功させたという発表しました。

その実情がどうであれ、「水爆実験が成功した」と発表したことは由々しき問題です。

水爆は原爆で起爆させます。

水爆は水素爆弾の略ですが、決して水素を燃やしているわけではありません。

原爆(原子爆弾)が比重の重いウランを核分裂させるのに対し、水爆は重水素を核融合させて膨大なエネルギーを出す構造です。

いわば、太陽と同じ原理なのが水爆です。

この核融合のための高温は、原爆によって得るわけで、「水爆が成功した」ということは、「原爆が起爆装置として使える」ということです。

つまり北は、「北朝鮮には、小型で精密な原爆がある」ということを表明したということです。

その後、今月に入って北朝鮮はミサイルを発射しましたけれども、これらを総括すれば、「北は、原爆をミサイルに載せて飛ばせる」ということを、日本を含めた世界にアピールしたことになります。

自衛隊は北朝鮮ミサイル迎撃のために、PAC3を沖縄に配備しましたが、核ミサイルならば、地対空で迎撃しても無意味です。

迎撃できるのは、せいぜい数十キロ上空だからです。

ということは、たとえ迎撃に成功したとしても、数十キロ先で原爆投下されたのと同じ被害を被る結果となります。

つまり簡単に言えば、相手が核ミサイルならば、撃つ前段階に破壊するか、撃った直後に迎撃しない限り、日本は被爆国になるということですね。

一方中国は、フィリピン沖南沙諸島のさんご礁を埋め立てた人口島において、軍事基地構想を着々と進めております。

ミサイルを配備し、どうやら戦闘機やレーダーもあるようです。

ずっと昔から中国は、日本に向けて、200発もの核ミサイルを向け続けております。

撃つ撃たないは別にして日本は、核保有国に囲まれ、いつでも滅ぼそうと思えば滅ぼすことができ、脅そうと思えば脅せる位置にあるということです。

問題はその決定権、イニシアチブが、中国や北朝鮮など、相手国側にあるということです。

日本の広島・長崎は被爆地であり、「二度と過ちは犯しませぬから」と言っていたとしても、たとえ日本がおとなしくしていたところで関係ないわけです。

日本は、核武装に踏み切るべきときが来たと思います。

核兵器は、核武装してない相手にのみ有効な大量破壊兵器です。

核武装していない相手なら、報復がないからです。

ですから核武装している者同士は、核戦争はできません。

核武装している者同士は、通常兵器でしか戦えなくなります。

となれば、日本が核防衛を構築できれば、中国や北朝鮮らの、時代遅れの横暴な野望は頓挫することを意味します。

二度と日本を被爆国としないために、そしていつまでも日本が日本であるために、今の日本は早く決断しないといけません。

コップの中の争いを、いつまでも続けている暇はありません。

土佐のくじらより転送 http://blog.goo.ne.jp/orbakuchan/e/0827a121eef088feaa6f17ee3187a404

 

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2 コメント

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Unknown (kochan)
2016-02-27 17:06:47
おっしゃる通りです。NATOのなかの非核保有国のドイツやベルギーなどは、米国と核シェアリング政策をとっています。もうずいぶん古く、いろいろと不具合はあって遠距離まで届くような長距離ミサイルには搭載できないなどともう撤廃すべきとの論争もあるようです。ただ日本で採用するなら、奥地のミサイルには届かないが中国の主要都市には届くので抑止力はあると考えられます。座して死ぬわけにいきませんので、同じ境遇にあるオーストラリア、フィリピンなどとのアジアの民主主義国との共有も考えられるのではないか。日本は核アレルギーが強く、なかなか進まないのでしょうが、反対なさる方々はじぁどうやって日本を守るのかという点を真剣に考えて、提案していただきたいものです。
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Unknown (泣き虫ウンモ)
2016-02-27 22:10:52
本当は、米国に日本に対する核攻撃は間違いだったと認めさせた上での保有のほうが良いかもしれないですね。

順序を間違えると、世界に対する波紋の種類が大きく異なるかもしれないですかね。

米国が頑固な国だと見越したのか、「カントなら現代の難問にどんな答えをだすのか?」という著作で、日本が核保有する前の段階で世界の流れが変化して欲しい旨の話をしてましたね。

まぁ、核の軍縮だけでは戦争はなくならないという前提の話でしたが。
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