この足掛け2週間で、中共ウィルス対策では超最先端環境を自他とも認め、認められていた台湾が、突如変異株が発見され、政府防疫本部が色めきだっています。
近所の顔見知りから、従来のコンビニ、スーパー、銀行、公共施設、タクシーを含む交通機関、デパート・商業施設以外でも、外に出たら、「マスク着用」が義務付けらえているとのこと。
それが昨夜には、警察に「未着用」を指摘されると、その場で「1万4千元」で、その場で領収証発行だという話。
アホだろう。
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1万4千元といえば約、50,000円だ、そんな金額の現金を持って、朝の公園に行ったり、近所のコンビニで、ショート缶一本32元の缶ビールを買ったり、店内のテーブルで、お茶か、清涼飲料水を飲むのに、そんな現金を持ち歩く馬鹿がどこにいるというのだ!
だいたいコンビニで、VISAやMasterのケード使用はできないなど、意外なところで、カード社会が浸透してる割に、一貫性の無いのが台湾社会。
この数日間、少々、不快感もあり、外へは出控えております。
そして、こんな時になると、ヤケに、激暑が襲いかかります。
近くの顔見知りのコンビニで、冷えた缶ビールを冷房の効いた店内で飲む楽しみが、出かけに、マスクの用意が大きなプレッシャーになり、冷蔵庫のストッカーに置いてある、スライスしたレモンがてんこ盛りの飲料水ボトルで、代用ということが常態化しそう。。。
変なところでエキセントリックになるのが馬鹿みたい。
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それでも、台湾政府の対応はかなりまともで、日本のように総理が出て喋り、官房長官が喋り、厚労大臣が喋り、白塗りBBAが喋り、ナンチャラ専門家会議の某氏が喋り、さらにテレビ御用達の電波芸者系専門が喋り、アホアナウンサーやMCが能書きを垂れることはようなことは一切無いのが台湾で、そこのところは評価できる。
蔡英文総統が防疫に関してTVに露出するようなことは、ステージが大きく変わる時くらいで、常に露出するのは基本的にトップの陳時中衛生福利部長(厚労相)と、必要に応じて、彼の配下のエキスパートが詳細を発信する。
とてもシンプルでいいと思っている。
本来は歯科医とのことだが、マネジメント能力があって、蔡英文総統がこの分野の権限を一任してる様子が外国人の自分にわかるくらい、建付けがシンプルで、こういう体制によって、準戦時体制下の緊張状態でも政権が有効に機能しているのが見えます。
やはり、中国には、独自のヒューミント情報網と国軍の諜報組織を持つ国だけなし得る、濃厚な体制なのだと見ます。
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それにしても、この二週間で一気にモードが変わる防疫環境を考えるなら、中共ウイルスの生物兵器説の可能性は従来に増して一気に濃厚になったような印象を強くしてます。