朝から台湾の地上波にあたるケーブルTV7局、否、政府の放送ライセンス取り消しになった「中天」新聞局があるからマイナスして現在は6局が朝からアフガニスタンのカブールの様子を放送しています。
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結局、撤退する米軍は、アフガニスタン人の通訳や秘書のような、いうなればタリバン側から見れば、米軍協力者に該当するアフガニスタンローカルスタッフを何人、希望者の何割を伴って、カブールの撤収を終えたのだろう。
テレビの画面に映りだされる様子からは、拙ブログが取り上げた先月・7月28日投稿の「米国はアフガニスタン人の、米国に協力的だった通訳なども米国に引き取る」はほとんど空手形になったようない印象で、これではサイゴン陥落より不幸な結末のような印象が濃厚だ。
テレビでは、どこの航空機会社のキャリアが知らないが、橙色のジャンボ機と思われる機体に群がる逃避願望者が群がって、出発もままならないような光景がカブール空港発として動画でTVに写し出されている。
それはかなり狂乱と騒乱状態が見えてきて、このすぐ後の光景が阿鼻叫喚の画面に変わるのは時間の問題という印象だ。
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さっそく環球時報・グローバルタイムスの胡錫進は、あのブス顔のあごをシャクリあげ、鼻アナ全開で、米軍が撤退したアフガンの新勢力と、中国政権は良好な関係を構築したことを声高に発信している。
いつまで中国資金が続くのか、どうせ阿片に手を出すのは時間の問題だろうとする想像は簡単です。
それでも、タリバンの思考と行動に多少なりとも知識を持つなら、アフガンに残った、高学歴者や、政府関係者、役人、警察、国軍、宗教者、医療関係者などへの報復が始まるのは必須だ。
将来、ドクトル・ジバゴのアフガン版、キーリングフィールドのアフガン版を制作する人はどこの国の人になるのだろう。。
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現在日本のメディアはどれくらいの関心を持ってアフガン関連のニュースを報道してことだろう。。