TTLの前身は統治時代の専売公社の酒造部門
今でも、料理酒からビール、ジンやウォッカ、高粱酒をほぼ独占的に製造販売している、私企業の体裁の酒造メーカーながら、体質は全くの専売公社です。
だいたい形状が薬用と言うより、国産の清涼飲料水の商用瓶を転用したような作りですが、問題は中身で、皆が特別並ぶこともなく購入できてます。
台湾も中国人の工作で、一時的に医療・消毒用アルコールが市場から消えましたが、 政府の主導で、数週間後にコンビニ系3ブランドの店で限定的に販売されるようになりました。
以前に投稿でご紹介したは、2月27日でしたが、自分は、PCのメンテように買い置きしていた薬用アルコールが2割ほど残っていましたので、この日の購入でしたが、記憶では、この2週間か3週間前、つまり2月の一周目あたりから政府は対応してたと記憶します。
マスクも同様で、中国人の買い占めを察知するや、海外持ち出しを禁じ、数週間後には顔写真とICが埋め込まれたクレジットカード状の健康保険証の提示で、市中のほとんど薬局で購入できます。 価格は9枚入り52NT$で二週間・一人あたりで、9枚セットの価格は日本円で190円位。
薬局で並んでいる光景は見たことも有りません。
パニックとは全く縁遠い世界で、緊張感が無いかと言えば、決してそうではありません。
ただ、理性的な対応ができる環境を政府が提供してます。
この違いが桁違いに大きいと言えます。