主役は小さい方のヨガボールです。
台湾に来て、デスクワーク用のイスを三回買いました。
日本なら実勢価格30,000円程度で、座面、包み込む腰回り、背中の突き出しなどの3D的デザインが程よくアレンジされたデスクチェアが手に入りますが、台湾ではその金額では、デザインは斬新ながら、見掛け倒しが普通。
そのためか、いろいろな小道具が入手できます。
その最たるものが、画像にある黒のメッシュでできた、腰と背中部分のクッションです。
こうしたものが簡単に入手できる環境ということは、それだけの需要があるということでしょう。
この商品にしても、隣のかかりつけの主治医が心地よさそうに使用していたので、無理やり頼み込んで、座らせていただき、買った一品です。
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こういう時は、困っている日本人と言う設定を勝手に刷り込んでしまう流れを長年の経験で要領よく取得してますので、多少遠慮しがちに、お願いすると、大抵は対応してくれます。
こういう阿吽の呼吸に似てさらに、遠慮と、甘えが微妙に、巧みにからみあうと、互いに信頼関係が濃厚に、互いの距離感が近くになります。
つまり、理想的な民間外交で、草の根レベルの国際親善ではと勝手に思っています。
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本来の使用はヨガや整体に使うボールですが、次にような使い方をしますと、座った時に、適度に背中が前面に押し出され、結果、背中が伸びた状態の姿勢になり、きわめて快適です。
さらに、日本製のニットタイツのパンストを利用すると、そのボールの固定と高さ・ポジションの固定が可能になります。
パンストを左右に広げ、背もたれの然るべき高さのポジションに縛り付けます。
そして腰の部分にボールを押し込み、パンストのトップを引っ張り込んで、絞り込み、そこを円形小径ヘアバンドで結びつけます。
結びつけた所が当たり具合で気になる場合は、その位置で反転させることでこの上の画像のようになります。
この方法は、食卓用テーブルの椅子にも応用できます。
台湾で、ショピングセンターのスーパーでパンスト売り場に行ったのですが、薄手のストッキングだけでしたので、後日帰国した時に、50になった姪に電話をし、厚手のニット状のストッキングをゲットして重宝してます。
昔々見た、ハンフリー・ボガード、キャサリン・ヘプバーンの映画「アフリカの女王」に、ポンコツ船のポンコツエンジンが故障し、応急修理の部材にキャサリン・ヘプバーンのブラジャーを利用するシーンがありましたが。。これのkazan版かと、自画自賛しておりますが、効果的で結構便利です。
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筋トレをしてると、時々、朝目覚めた時に腰や背中、肩が痛い時があります。
そのような時は、部屋に行き、パンストからボールを抜き取り、ベッドの仰向けになった状態で、痛い部分にボールを置き、身体の自重とベッドのクッションの間に置いたヨガボールがほどよい反り運動とマッサージ、刺激運動が出来できます。
その間、保守系のラジオニュースのネット動画配信を聞いているだけで、日本の社会や経済、政治向きの話や国際ニュースを確認できて、一石二鳥の効果が期待できます。