前例が無いのであれば、災害対応時の意思決定手順と同じ手法を選択・踏襲するだけでいいだろう。
それも不可能なら、いたずらに牽制、会議をしても、出てくる結論は「ドイツが選択したヘルメット5000千個の提供」の世界。
このレベルなら、1814年のウィーン会議 と変わらん、世界の笑いもの。。
それとなく言うなら、この年のウィーン会議は、ナポレオン戦争後の終戦処理で全ヨーロッパが、顔を揃えた会議。
当然ながらロシア帝国も列席して、一年間、夜毎のパーティで踊りコケたことで「会議は踊る、されど進まず 」と嘲笑、揶揄されたと、50余年前の「高校世界史B」の授業で、担任の世界史の教師がダメ生徒に熱弁講義をした時の記憶デス。
ここで注目するべき事項の一つに、当時のロシア帝国・ニコライ王朝は、ヨーロッパの列国として、ナポレオン戦争の当事者として、会議に列席してたということだろう。
露革命後のソ連をルーツにする、プーチン・ロシアは、そのDNAの深層に、ヨーロッパの列国というプライドのような認識があるものの、帝政ロシア的強権体質の原泉であるツーリズム的思考回路を払拭できないでいる以上、状況、戦機が熟すれば、正面から侵攻するはず。
まして、過去のハイブリット戦で学習した高等戦術を手にしている以上、なんの躊躇もないはずと見ます。
余談ですが、歴史マニアですので、ネット系コンテンツには比較的注意が向く性格です。
この1年か2年前に、憲政史研究の倉山満氏か、あるいはもぎせかチャンネルの茂木誠氏のコンテンツで、かってモンゴルがヨーロッパを制圧した時、当然ながら、ロシアもその例外ではなく、むしろ長くその影響下にあり、中央アジア圏と重なるロシア圏の歴史的風土、風習にはモンゴルの伝統を濃厚に継承している。。との発信を記憶してます。
この内容を踏まえると、かってのソ連兵の軍服は、ルパシカ的な形状をしていたし、彼らの安全保障の感覚には、自国の周囲に衛星国家を配して、自国の安全保障を組み立てるという安保哲学も、現在の中国と重なるものがあります。
つまり、強権と歴史的風土が、「イケイケドンドン」マインドがあることも排除できません。
つまり中共政権の中国です。
かっての東欧は、ソ連による「万里の長城」であったと言えます。
こうした要素を考慮するなら、今すぐ金融制裁でSWIFTの仕組みから除外するか、侵攻と同時の「NATO加盟承認と即時発効」宣言無しに、ソ連とそのパシリであるベラルーシの侵攻は排除できないと考えます。
もし侵攻があれば、中国の台湾侵攻は同時にありえるでしょうし、その実行の前提に東シナ海の制海権、制空権を抑えるのは必須です。
宮古海峡を押さえれば、台湾の基隆、宜蘭の攻略が容易になり、南北に長い台湾を東西から挟撃するのが容易になるはずです。
仏外相の思考がNATOの及び腰を象徴してる。憲法9条のバリアがある訳ではないはず。それなら、侵攻と同時にNATO加盟が承認され、即時発効声明の選択肢も無いのか?
— katsukazan@世界は価値観対決による衝突➡激突に化学変化中 (@asanai106) February 20, 2022
ロシアのウクライナ侵攻に軍事的な対応考えず、仏外相 https://t.co/LMxVlkmG5K @cnn_co_jpより