レナウンの倒産の報道は深刻な現実を突きつけられている証明
レナウンと言えば、パラソルのワンポイント・アーノルド・パーマーを連想しますが、それ以上に耳に残っているのは、TVのCMのレナウン娘、季節毎に「ドライブウェイに春がきて〜♫」の歌詞は正確に言えないが、イメージとメロディーだけは、kazanの耳に焼き付いています。
あの時代、ポロシャツが最も先端を行くカジュアルだった記憶があります。
アーノルド・パーマー、マンシング、マクレガー、キャシング、ハンティングあたりは、学生仲間でも、そこそこ絵になるワンポイント・ロゴデザインで、ゴルファー系のおじさんあたりは、ファーストフライト、それに少々遅れてララコステや向きが逆のクロコダイルなど。。
今にして思えば、半世紀前頃は、そんな他愛の無いものが、キャンパスや街で幅を利かしていて、日本がイケイケドンドンの空気が充満していた時期だったということを改めて思い出します。
あの時代に、今の閉塞感が漂う1990年代後半からはじまる日本経済の停滞などは想像できなかった。。
どの内閣時代?
諸費税は1989年竹下登政権だから、当時の空気は不況は想定していない。
この時期から時の大蔵省は牙を隠し、爪を砥いでいたのかもしれない。
時代を時の内閣を通して振り返ると、色々な情景が見えてきます。
あの時代、中国からに訪日中国人の一行は、ホテルニューオータニが定宿で、常に使いまわしのサイズがフィットしない「背広」を着て、弁慶橋を徒歩で、団体で田町通りをチンタラ、赤坂飯店に向かって来るご一行さんを見かけた記憶も残ります。
今、あの頃のツケを背負わされているのかと思うとやりきれない気持ちになります。
感染症との戦争と、経済の戦争を同時進行でやっているのが現実です。非常時の2倍の戦時体制なら、インフレ覚悟で金を刷り、人にも、企業にも、不動産オーナーにも、安心できる資金の手当が必要で、ハッシュタグ# で盛り上がって居る時ではないし、政治家か官僚を主導せねばならない時のハズなんですが、見えてくるの迷走する政権の姿ばかりで暗くなります。