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昼日中、自室で、ガナリ上げる「自主ボイトレ」というもっともらしい名称の、一人カラオケの経験で、最近判明したことが幾つかあります。
カラオケの対象となる曲は、圧倒的に歌謡曲のはずです。
今様の表現では「J-pop」で、kazanおGGEの世代なら「流行歌」デス。
このカラオケには、
- 本当に上手な人、
- 一見上手そうに歌い込める人、
- 完全に歌いいなれている人、
- 唄うのを楽しんでいる人、
- 半ば強制されてガチゴチで歌う人、
- 唄う気のないのに、その場の空気づくりに参加で歌う人、
- 悪魔のイタズラで唄う運命に立たされた人
等があって、
これが、噺家の枕部分なら、「多様な人生の瞬間を垣間見る興味深い展開が演じられる訳でして~、、コレ、定吉や、定吉~ッ、番頭さんは。。」と噺に入りますと、芸事に絡んだ、古典落語「寝床」の世界のような展開になります。
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長年歌いこんできた歌で、正直かなり上段の落語の義太夫を聞かせようする大店の店主を落語にしたのが「寝床」で、その店主もどきの感覚にいるのが、不肖kazanです。
耳コピで、歌いこんで、場数だけは、それなりにという状態になると、多少なりともドヤ顔ポクになる訳でして。。
実は、最近格安のイヤホンを従来のモデルから変更し、それを最初に2個購入し、結果りょうこうでしたので、追加でまた4個注文しましたデス。
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簡単にいうと、3.5mmpinタイプの、いわゆる、iPhoen使用のイヤホンマイクでしすが、社外品で格安品の一個60NT$です。 これ、現在に円換算でも300円で釣り銭が来る世界の商品で、むしろ、一個二個の注文なら、ネット通販でコンビニ受け取りでも60NT$の費用が発声しますから、気に入ったイヤホンであればまとめ買いです。
そんな訳で、最近はイヤホンでPCの再生音や、動画視聴、スマホ通話等ほとんどが、イヤホンマイクで処理しております。
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数週間前に、ガナリ立てるカラオケの音源ソフトで、「上海帰りのリル」根津甚八カバーをイヤホンで聞いていて、自分の歌ととてつもなく違うことを発見し、さらに、同じ曲を、別のソフトのカラオケーバージョンで聞いてみるとさらに、曲と、歌いこみのタイミングが微妙に異なる事を発見しました。
つまり、耳コペで慣れて、エコーがかかり、マイクのゲインもソコソコ効いて、最近のパワースピーカーで、手メイの歌を聞いている、完全に独りよがりのドヤ顔モードになっていることが判明デス。
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さらに、実際の歌い手さんが唄うのをイヤホンで聞くと、耳コピが如何にいい加減かを知ることになります。
これは、日本で場末の安スナックで歌いこんで歌い慣れてきたkazanにとって新鮮な発見でした。
結局耳コピは、所詮耳コピで、しかもカラオケ好きは、楽譜などお構い無しでです。
それだけに、勝手に歌いやすい歌い方で歌い慣れてしまうという現実を思い知らされました。
たまには、イヤホンで歌い手の歌を聞いてみると、プロの唄う様子がリアルに見に入り、楽譜を見ていないだけ、勝手に慣れたしまった耳コピが如何にいい加減なものかを知る機会になりますデス。
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良かったです。隣近所の台湾人の皆さんであればこそ、「あのズーペン(日本人)ソコソコ上手い」位で終わっていたのでしょうが、知る人が聞いたら、「あのアブナ(これも、かなり日常的な意味での日本人)ようヤルわ。。」の世界になるのは必定です。
台湾人んの心根の良さに改めて感謝です。
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根津甚八カバーの「上海帰りのリル」、これが味があるのです。。
リンク先の最上段。。