中国のスパイ・王立強/現在オーストラリア当局が保護中
スパイ事件概要
門外漢のkazanのうんちくより、引用を許されるかぎりのフォームでご紹介するのが適当と考えます。
豪政府と中国との緊張関係は深化する一方ですが、豪人ジャーナリスト拘束につづいて先週にはふたりのオーストラリア人を中国は不当に勾留したため、豪政府は抗議しています。
ところが、拘留された豪人って、すべて中国人であり、豪のパスポートを持っているのですね。からくりはどうなっているのでしょうか。 (JJセブン) 12月2日 配信 メルマガの「読者の声」
これは、作家で中国ウォッチャーの宮崎正弘先生のメルマガの読者が、メルマガ発行人である宮崎正弘先生に発信した質問を引用しました。
中国政府の豪人ジャーナリスト拘束が、豪政府が中国のスパイとして保護中であることへの報復であり、その全貌の片鱗を、虎ノ門ニュースで有本香氏が対中国の解説の切り口として、海外発信ニュース・60 Minutesからの情報として、極めて簡単に紹介というより挿入した一件です。
”60 Minutes”の豪州版
自分が住んでいる台湾でも工作をした人物で、台湾のテレビでも報じられていたのですが、台湾語ダメ、中国語完ダメの火山の悲しさ故、キワードの”60 Minutes”で米国サイトばかりググっていたのですが、目先を変えたら、”60 Minutes”の豪州版があって、ようやくヒットしました。
実は今日が、kazanの誕生日で、昨日来、冬の雨が引っ切り無しに振り続けています。
氷雨では無いですが、氷雨のような体感温度の中で、ジムにも行けず、あまり気乗りのしない誕生日前日から当日でしたが、この検索ヒットが大きなプレゼントになったような気がします。
”60 Minutes”で判ったこと
・まず、番組制作者のスタンスが日本のメインストリートメディと比較にならないほどリスクを取った取材をしていることが見えてきます。
・次に、取材で、保護中の当事者が、工作活動を、台湾、香港でも行った旨の証言で、台湾、香港の現地取材をしているということです。
・台湾の報道では漢字字幕が画面の半部以上を占領してしまうため、漢字を追いかける方に注意が行き、保護中の当事者の顔の印象が若いということくらいでしたが、今回の動画で、その若さをじっくり確認できました。
印象
日本のメディアはどうなっているのでしょうか?
サクラ話に花が咲き、聞けば、朝日は第二回目の早期退職に踏み切ったニュースに注意が行く程度の報道と比べる、言われているメディア環境の地殻変動ぶりをまざまざと見せつけれたような思いです。
WORLD EXCLUSIVE: Chinese spy spills secrets to expose Communist espionage | 60 Minutes Australia