これは↑↑↑↑↑ 東アジアの地政学の観点で、よく引き合いにされる地図です。 日本列島、台湾、フィリッピンと日本海、東シナ海、南シナ海の部分を逆さまにした地図です。
日本、台湾、フォリッピンの上、つまり東側には広大な西太平洋が広がって見える地図です。
▼▼▼
北朝鮮には日本海、南朝鮮には日本海と黄海、中国には黄海、東シナ海と南シナ海が広がるというより横たわっているのが容易に視認できます。
つまり、北朝鮮と南朝鮮は半島国家、中国は大陸国家、日本、台湾、フィリッピンは外洋として西太平洋(ハワイ、あるいはグアム以西の太平洋)を自身の庭とする海洋国家という理解です。
海洋国家が広大な西太平洋に開かれた地政学上のメリット、交通経済学的メリットを有しているの対して、大陸国家は猫の額の内海同様の黄海、東シナ海と南シナ海しかありません。
海洋国家の持つ海軍力は外洋海軍力です。
一方大陸国家の持つ海軍は沿海海軍です。
古来より地政学的な条理ともいえる法則で、海軍の性格は分類されてきました。
中国の西太平洋への欲求・野望は、中国共産党の維持存続のためです。
この実現により、中国共産党の存続は、内部から崩壊しない限り存続が可能になります。
ここで台湾を攻略できれば、本土(つまり中国本土)~台湾海峡~台湾が、いとも簡単に中国の内海に位置することになります。
この美味しい権益を、狡猾で貪欲な中国が見逃すはずはありあませんし、オツムのあまり明晰でない国家指導者にとっては、未来永劫のレガシーになる台湾攻略を見逃すはずがないと見るのは猿でも分るシンプル過ぎる常識でしょう。
2021年に、台湾を武力侵攻すると明言しております。
この歪な地政学的背景がその主張を裏付けるものです。

中国の立ち位置を復習してみよう。
近・現代史で、共産主義と正面から体を張って対峙してきたプレイヤーはアメリカ、英国、フランス、日本、ドイツ、イタリア、台湾(国民党)です。
世界は一致して邪悪な中国の共産主義と対峙し、防御・制圧しなければなりません。
このような前近代的覇権志向国家を世界秩序維持に関わる大きな構成員と認めることは世界秩序維持への「解」でしょうか?
中国が国内にこもっている限り、外の世界には何らの不都合はありませんが、外へそのエネルギーを出す時は脅威であり、世界にとって不都合なのです。
中国への内政干渉をしょう。
中国への武力干渉は、共同で、台湾、台湾海峡、東シナ海、南シナ海から中国の制海・制空権を排除することであり、ミサイル防空網を確立することだと思うデス。