自由、人権、個人主義やリベラルから国民戦線まで多様な国民の意思が混沌と存在するフランスにとって、今回の17人が犠牲になったテロ事件は国家的なリスクであったのでしょう。
テロ事件受けて、フランス国民議会(下院)は臨時の議会で、パラス首相が「フランスはテロやイスラム過激派との戦争に入った」を演説があった。テレビ映像で閉会に際し、黙祷を捧げた時に、議場の誰かが歌い始めた「ラ・マルセイエーズ」が議場の中で斉唱のようになったのを視ることができた。
国家の非常時に、国民の意思や思いが一つにまとまる姿は、素晴らしいです。
3.11は、国会の委員会開催中でした。論戦中の管直人総理に、野党・自民党谷垣禎一総裁は、論戦を中止し、「全ての協力をする、総理は心置きなくこの災害に対処されたい」と結んだことを思い出した。
あの時日本は、犠牲者への哀悼と、災害復興の意思は一つの大きなベクトルになった。
国家に何かが生じた時、小異を捨て、大同に沿う美学が今界はフランスで見ることができた。
議会に「ラ・マルセイエーズ」が流れたのはフランスが第一次世界大戦で勝利した時以来とのこと、跳ね上がったイスラム教徒のテロの対する戦いを支持すると共に、フランス国家へエールを送りたい。
January 14. 2015