講談社・四季賞2010年夏のコンテストに応募して
落選した作品を「ブログ連載マンガ…by流星光」というブログにアップしました。
アップしたとたん、知り合いや、まったくの他人、通りすがりの方、
いろんな方からご感想をいただき、
とても感謝しています。
アップするまでは、
もう描いてしまった作品を、あれこれいじくったり、
アップするためにデジタル作業するのは面倒だなーと、
ものすごくやりたくない作業だったのですが、
いま思うと、本当にアップしてよかったと思ってます。
アップして、いろんな人からの批評を読むと、
まさにご指摘の通りで、心にグサグサ突き刺さりました。
でも、直接言われるまでは、
きちんと言葉として捉えていなかったというか…。
自分の中で整理できてなかったと思います。
そのくせ、
「もう過去の作品のことはいいよ」
と逃げていたんだと思います。
それも、最近気づきました。
「過去の作品よりも、次の作品!」
と言っていれば聞こえはいいんですが、
単なる逃げでした。
考えたくないだけでした。
過去の作品のじゅうぶんな反省なしには、
次には進めないとあらためて知りました。
そして、発表してみて、
不特定多数の方の厳しいご批判を受けるということの重要性を、実感しました。
今回の作品を描き、ネットでの発表までの一連の作業を通して、
漫画を描く実力というのは、
ある程度のところまでくれば、落ちることはないというものではなく、
サボっていれば、どんどん技術は衰えてくるものなのだと知りました。
常に、描きつづけていかなければ、
維持していくのは困難であると知りました。
ある意味、スポーツ選手が言う
「1日休めば、取り戻すのに3日かかる」
という言葉のように、
気を抜けば、取り返しのつかない事態になってしまうんじゃないかと思います。
僕は、気を抜いていました。
何年間も。
これから、ちょっと頑張る10年を過ごさないといけないようです。
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