第2話のネームは、また時間がかかった。
どうして時間がかかるのか?と考えてみたところ、
やっと分かったよ。
原作もらってから、
その原作シナリオを、どう変えてやろうかなんて思って、
いかに変えるかが、漫画家の腕の見せどころ!なんて思って、
いじくり回してたんですね。
結果、4~5回も書き直したりして。
そりゃ時間もかかるわ。
やっと第一稿完成させて、原作者の人に見せたら、
ダメ出しの嵐。
ガックシ…と思ったのと同時に、
いろいろ考えることあって、
原作シナリオをそのまま書いてみようと決意しました。
いろいろって言うのは、これから書きます。
原作者さんは、僕より年上の方で、
ある分野に、とても精通している人。
これまでも、大手出版社にて、
単行本32巻も出す、ロングヒット漫画を手がけてらっしゃる。
そのことを考えたら、僕は少し怖くなりました。
「俺、こんなにシナリオと違うネーム描いて、
こんなに原作と違う漫画描いて、売れなかったら
責任とれるのか?」
責任なんて、取れません。
も一つ思いました。
「この原作者さんが、売れた原因って、
この人が、ある分野に精通していて、そのウンチクだったり、
なぞかけや、種明かしがあったり…
そういうのが好きな読者が、日本中に多いってことなんじゃないか?」
ってこと。
じゃあ、とりあえず、原作者の書いたシナリオ通り、
ネーム作るしかないじゃないですか。
それで、関係者の反応を見よう。
読者の反響を見よう、という考えに至りました。
そう思ってから描いたネーム、完成するの早かったです。
■第2話のネームを通じて学んだことを書かせていただきます。
もし、漫画を描いている方で、参考にされる方がいたら嬉しいです。
現時点での、僕の、もっとも早いネームの切り方…
まず、フキダシを描いて、セリフを書く。
ページ数・コマ割りのバランス等々関係なし。
それをハサミで切り抜いて、はがしやすいテープをくっつける。
すべてのフキダシ・シーン説明に、それをやります。
その作業をした後は、
追加のセリフを除いて、
いっさいセリフを書かない。
セリフを追加するときは、
別紙にフキダシとセリフを書いて、また切り抜いてテープをつける。
ネーム第二稿、第三稿を作る時も、
切り抜いたフキダシを流用して、
組み替えたりしながら、構成・ページ数合わせを行う。
…とまあ、こんな感じですかね~。
こんなこと、表ブログには、恥ずかしくて書けません。
今さら、何をネームの描き方について講義たれてんだって話で。
今さら、気づいたのかよ、その方法に!
とか思われそうです。
あれ?何の話だっけ?
洗濯とか掃除とかしながらだったから、忘れてしまいました。
すいません。
ま、そんな感じです。
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