■診療所へ
9月初めくらいから、肝臓に重い痛みを感じ始めた。
わりといつもの事だったので、まあ、一日寝れば治るだろうなんて思っていたけど一週間、10日、二週間と経過しても良くならず、近所の診療所へ行ってみた。
すると
「CTスキャン撮りましょう」という話になって、その診療所にはCTスキャンの機械がないので、久我山のほうにあるこれまた小さな診療所へ行ってCTだけ撮影してもらった。
血液検査の結果から、腫瘍マーカーとされる物質は出ていないので、悪性の腫瘍とかではないようなので、抗生剤を飲んで様子を見ましょうという事になった。
5日ほど抗生剤飲んでも良くならないので、大きな病院への紹介状を書いてもらって大きな病院へ行ってみた。
■大きな病院へ
そこでも血液検査とCTを撮影。
しかし診断は違った。
やはり大きな病院には責任があるというような自負があるのだろうか。
その先生は、はっきりガンという名前を口にして、
「胆のう炎という可能性と、ガンという可能性もある」
と言ったのだった。さらに
「ガンだった場合、写真を見る限り、胆のうが肝臓と癒着している感じがあるので、肝臓の2/3を切除しなければならないと思う」
と言った。
僕は、かなり驚いた。
「え、そんなつもりじゃなかったんですけど…」
みたいな感じになった。
で、とりあえずまだハッキリしないので、胆のうを切除しましょう。
胆のうは切除しても、生きていく上では大丈夫なので、胆のうと総胆管を切除して、その組織片を詳しく調べてみましょう。そしたらガンがどうか判明するので、ガンだった場合には肝臓をの半分以上を切除する手術をすることにしましょう。ガンでなければ、それでOKということになります。
僕は、ガンであった場合のことを考えて目の前が暗くなった。
僕の人生が、終わる…かもしれない。
考えたこともないし、考えようとしても、うまく想像できなかった。
妻と死別する。 二匹の猫と死別する。
最期を看取ることになるだろうと覚悟を決めていた二匹の猫たちよりも先に、この世を去るという事態に、僕は考えがまとまらなかった。どう感じていいのか気持ちの整理がつかなかった。
■仕事を休む
三つのアシスタント先の先生がたに、病気のことをメールやチャットで伝えた。
みなさん、事情をわかってくれて、怒る人は一人もいなかった。
みなさん、僕の体を心配してくれて、「とにかく大丈夫だからゆっくり休むように」と言ってくれた。
■手術の中止
胆のうの切除手術4日ほど前、急に夜、担当の先生から電話がかかってきて、
「他の先生との協議の結果、手術は必要ないのではないかという結論に達しました」
というのだ。
つまり、実は僕の胆のう・総胆管は、すでに存在していない可能性があるということなのだった。
僕は11歳の時に、総胆管が腫れて手術をしている。
当時、頭の悪いくるくるパーのガキだった僕は、どのように手術をしたのか知らなかった。
なので胆のう・総胆管を切除したことを知らなかったのだった。
僕の腹の中は、実は、胆のうと総胆管を切除して、十二指腸の下の方の小腸を途中でぶった切って上へ持ってきて、肝臓にくっつけてある状態だったのだ。
それを知らない東京のお医者さんは、CTの画像を見て、通常直径1cmほどの総胆管がぶっとくなっておる。胆のうのある場所も腫れていて、肝臓との境目がかなり曖昧になっている。
もしガンとかな場合は肝臓もヤバイぞ、という話になったのだった。
総胆管がぶっとくなっているのは当然である。そこにあるのは総胆管ではなく小腸だったのだから。
重ねて肝臓の一部が炎症を起こして腫れていたのも良くなかった。その腫れのある場所が、通常なら胆のうがある場所であって、通常の胆のうよりも大きかったためにかなり腫れている胆のうであると判断されたようだった。
そんな感じで、手術する気まんまんで覚悟を決めていた僕は、急に気の抜けたようになった。
その後の数回にわたる検査によって、確実にガンではなく、手術の必要なないという事になったのだった。
現在は、薬を飲んで治療を続けています。
腫れも、じょじょに小さくなってきています。
病気の話は、以上。
■机とイス購入
病気になって、机に座ってアシスタントを続けるのも態勢的にキツくなってきたので、いよいよ机とイスを買うことにした。
机とイスで5万5000円ほど。ニトリで購入しました。
めっちゃいい。
■背景を売る
また性懲りもなく、背景を描いております。
CLIPで売るためです。
ココ
比較的お安く、ちょっとしたコマにちょっと使えるような背景を安く売ろうと考えております。
なんか、背景を買う人は、自分で描けないから買うのだと勘違いしている人から、
「この程度の背景なら自分で描くわ!」みたいなアンチコメもらったけど、
そういうコンセプトじゃないんだよな。ターゲット層が違うんだわ。
つーか、背景買う人って、描けるんだけど時間がない人なんじゃないのか?
って思った。
以上でした。
※ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
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わりといつもの事だったので、まあ、一日寝れば治るだろうなんて思っていたけど一週間、10日、二週間と経過しても良くならず、近所の診療所へ行ってみた。
すると
「CTスキャン撮りましょう」という話になって、その診療所にはCTスキャンの機械がないので、久我山のほうにあるこれまた小さな診療所へ行ってCTだけ撮影してもらった。
血液検査の結果から、腫瘍マーカーとされる物質は出ていないので、悪性の腫瘍とかではないようなので、抗生剤を飲んで様子を見ましょうという事になった。
5日ほど抗生剤飲んでも良くならないので、大きな病院への紹介状を書いてもらって大きな病院へ行ってみた。
■大きな病院へ
そこでも血液検査とCTを撮影。
しかし診断は違った。
やはり大きな病院には責任があるというような自負があるのだろうか。
その先生は、はっきりガンという名前を口にして、
「胆のう炎という可能性と、ガンという可能性もある」
と言ったのだった。さらに
「ガンだった場合、写真を見る限り、胆のうが肝臓と癒着している感じがあるので、肝臓の2/3を切除しなければならないと思う」
と言った。
僕は、かなり驚いた。
「え、そんなつもりじゃなかったんですけど…」
みたいな感じになった。
で、とりあえずまだハッキリしないので、胆のうを切除しましょう。
胆のうは切除しても、生きていく上では大丈夫なので、胆のうと総胆管を切除して、その組織片を詳しく調べてみましょう。そしたらガンがどうか判明するので、ガンだった場合には肝臓をの半分以上を切除する手術をすることにしましょう。ガンでなければ、それでOKということになります。
僕は、ガンであった場合のことを考えて目の前が暗くなった。
僕の人生が、終わる…かもしれない。
考えたこともないし、考えようとしても、うまく想像できなかった。
妻と死別する。 二匹の猫と死別する。
最期を看取ることになるだろうと覚悟を決めていた二匹の猫たちよりも先に、この世を去るという事態に、僕は考えがまとまらなかった。どう感じていいのか気持ちの整理がつかなかった。
■仕事を休む
三つのアシスタント先の先生がたに、病気のことをメールやチャットで伝えた。
みなさん、事情をわかってくれて、怒る人は一人もいなかった。
みなさん、僕の体を心配してくれて、「とにかく大丈夫だからゆっくり休むように」と言ってくれた。
■手術の中止
胆のうの切除手術4日ほど前、急に夜、担当の先生から電話がかかってきて、
「他の先生との協議の結果、手術は必要ないのではないかという結論に達しました」
というのだ。
つまり、実は僕の胆のう・総胆管は、すでに存在していない可能性があるということなのだった。
僕は11歳の時に、総胆管が腫れて手術をしている。
当時、頭の悪いくるくるパーのガキだった僕は、どのように手術をしたのか知らなかった。
なので胆のう・総胆管を切除したことを知らなかったのだった。
僕の腹の中は、実は、胆のうと総胆管を切除して、十二指腸の下の方の小腸を途中でぶった切って上へ持ってきて、肝臓にくっつけてある状態だったのだ。
それを知らない東京のお医者さんは、CTの画像を見て、通常直径1cmほどの総胆管がぶっとくなっておる。胆のうのある場所も腫れていて、肝臓との境目がかなり曖昧になっている。
もしガンとかな場合は肝臓もヤバイぞ、という話になったのだった。
総胆管がぶっとくなっているのは当然である。そこにあるのは総胆管ではなく小腸だったのだから。
重ねて肝臓の一部が炎症を起こして腫れていたのも良くなかった。その腫れのある場所が、通常なら胆のうがある場所であって、通常の胆のうよりも大きかったためにかなり腫れている胆のうであると判断されたようだった。
そんな感じで、手術する気まんまんで覚悟を決めていた僕は、急に気の抜けたようになった。
その後の数回にわたる検査によって、確実にガンではなく、手術の必要なないという事になったのだった。
現在は、薬を飲んで治療を続けています。
腫れも、じょじょに小さくなってきています。
病気の話は、以上。
■机とイス購入
病気になって、机に座ってアシスタントを続けるのも態勢的にキツくなってきたので、いよいよ机とイスを買うことにした。
机とイスで5万5000円ほど。ニトリで購入しました。
めっちゃいい。
■背景を売る
また性懲りもなく、背景を描いております。
CLIPで売るためです。
ココ
比較的お安く、ちょっとしたコマにちょっと使えるような背景を安く売ろうと考えております。
なんか、背景を買う人は、自分で描けないから買うのだと勘違いしている人から、
「この程度の背景なら自分で描くわ!」みたいなアンチコメもらったけど、
そういうコンセプトじゃないんだよな。ターゲット層が違うんだわ。
つーか、背景買う人って、描けるんだけど時間がない人なんじゃないのか?
って思った。
以上でした。
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