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ひまわり進学ルーム

京都大学!

今年は3人の生徒を大学へ送り出すことができました。
なかでも、昨日は京都大学の合格発表日・・・。
なのに、この生徒がぜんぜん連絡よこさないから、てっきりダメだったんだと思ったのですよね。
やはり、難関大学ですし。
しかし、結果は見事に合格でした。
彼の高校から現役で京都大学医学部に合格した生徒は少なくともここ十年はいないそうです。
高校の先生たちにとっても快挙だったのではないでしょうか。

合格の報告と共に、いろいろなことを語ってくれたのですが、
彼がうちの塾に来たのは中学二年生のときで。
その時は「総合学園くらいに受かればいいな。」という気持ちだったそうです。
それが、勉強のやり方を学び、楽しくなり、成績も伸びて加納高校へ。
しかし、岐阜高校までは一歩届かなかったことがとても悔しかった。
そういう気持ちになれたことだけでも、先生たちに出会えて本当に良かったと言ってもらえました。

そして、彼が言うところの「運が良かった」ことには、
周りには、「東大」だの「京大」だのを目指そう!という切磋琢磨できる友人がいたそうです。
「化け物のような天才」ではなく、「自分よりちょっと頭いいヤツ」に囲まれていたせいで頑張れた、と。
結果論かもしれないけれど、高校選びって本当に大切だなあと思います。

そして、家庭の事情も。
親御さんの考えで、中途半端な大学を目指すなら「名古屋大学」でいいじゃないか、と。
「家からも近いし、名古屋大学は十分すばらしい大学なので、わざわざ遠くに行く価値のあるところなら行ってもいい。」
なるほど一理ありますよね。
そうなると彼の選択肢は京都大学か東京大学しかなく、理系だったのもあって京都大学を選びました。
「だから、志望校を落とすわけにいかず、もう、受かるようにがんばるしかなかったのも良かったです。」

そして、うちの塾。
「聞きたいことがいつでも聞けて、かつ、絶対に答えてくれるという環境が、ボクにとってはありがたかったです。」
そう、オープン摸試の問題、摸試の過去問、京大入試の過去問などなど・・・
めっちゃ勉強させてもらいましたわ。
「学校の先生も、それは詳しんですけど、なんというかその分野には詳しいんですけど、『受験問題』に詳しいわけではないというか。」
そう、それなんですよね~。学校の先生と塾の先生の違いって。
私自身、高校の教員をした経験もあるのですが、
学校の理科の先生たちって、休日には植物図鑑片手に山に登っていろいろ採集されていたりだとか、
自作の標本づくりに没頭されていたりだとか、本当に生物が好きなんだな~という方が多くって、
私はどちらかというと、生物という科目が好きなタイプだったので、予備校とか塾向きだなと自分で思ったものです。
どっちがいいとか優れているとかではなく、役割が違う。
学校の先生はそれでいい、というかそうあるべきと思います。
その後姿を見せながら、同じように「生物好きだ~」っていう生徒を育成することが一番大切だと思うからです。
だから、そういうことに気づいて、上手に「先生を使えた」ことがこの生徒の素晴らしいところで。

これは、もちろん塾の手柄でもなんでもなくて、本人の努力と、上記のようなさまざまな要因があってのことです。
だから塾の宣伝として利用するつもりはないのですが、
この成功体験を生徒たちとも共有して、「がんばれば叶う」と夢をもってもらえたら、と思います。
Mくん、お疲れ様でした。本当にありがとう。
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