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ひまわり進学ルーム

難しい問題集

先日、高校生の子がこんなことを話してくれました。
この生徒は、塾でちょっと難しめの問題集を使って英語長文の読解の勉強をしているのですが、
同じシリーズのワンランク低いものを自習として自分でやり進めるように指示してあるのですね。
それを受けて、

「先生、ボク、最初この低い問題集でも難しく感じて、制限時間内に解けなかったんですけど、
最近、こっちは簡単に思えるようになってきました。」
「いいね!実力がついてきたってことじゃない。
でも、簡単だからやらないのくていいわけじゃないよ、簡単だと感じる程度のものを、
数こなすことも必要だからね。」

難しいのをやっていると、少し低いレベルのものを解いたときに、余裕を感じられるようになってきます。
その余裕が、ミスを防いで、実力を発揮させてくれます。
余裕がないと、焦ってミスをしたりして、思わぬ失敗をすることもありますからね、余裕、大事です。
だから、塾では定期テストなどの勉強であっても、
「先生がA問題しか出さないって言った」
などと言われても、できると思える生徒には応用問題までやってみるよう指示しています。
必要なレベルと同じ問題を解いているだけでは、レベルアップできませんからね。

ただし、あんまりにも難しすぎるのに手を出すと、何をやっているのかわからなくなってかえって何も身につかないこともあります。
「ちょっとだけ」難しい。
そういうものを選ぶのがまた難しいですね。
そこが塾の先生の腕の見せ所になるのでしょうか。

※画像は最近この段ボール箱がお気に入りのにゃあちゃんです。
 持って帰ろうとする生徒がいるので、「拾わないでください」と書きました。
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