サルビア

太陽の下咲き続ける、赤、情熱の赤

最後のお別れ

2011-05-15 11:42:23 | 日記

13日知らせを受けて、一抱えの花を持って駆け付けたのが夕方

明日のお通夜では“もう会えない”その思い出で車を走らせた

幼い頃通った道は変わっていて、迷い、引き換えししながらようやくたどり着く

どういう経過を経るとこうなるのか?〈人間というのは〉

遠い昔の遺跡から出てきた話題の人とだぶった

遅かった!

あっておきたかった、こんな姿になる前に

常々気にしながら、毎年の息子あての年賀状にはいつも

「おじさん、おばさん、元気ですか?お変わりないですか?」

これは儀礼ではなく、本当に気にかけていた言葉だったが

まわりに遠慮せず、1回も押しかけて行けばよかった

もう最後のお別れも済んだころだろうか 

悲しさは、血の繋がりだけでなく、心の中にその人がどう生きているか だとつくづく思う

ご冥福をお祈りします