13日知らせを受けて、一抱えの花を持って駆け付けたのが夕方
明日のお通夜では“もう会えない”その思い出で車を走らせた
幼い頃通った道は変わっていて、迷い、引き換えししながらようやくたどり着く
どういう経過を経るとこうなるのか?〈人間というのは〉
遠い昔の遺跡から出てきた話題の人とだぶった
遅かった!
あっておきたかった、こんな姿になる前に
常々気にしながら、毎年の息子あての年賀状にはいつも
「おじさん、おばさん、元気ですか?お変わりないですか?」
これは儀礼ではなく、本当に気にかけていた言葉だったが
まわりに遠慮せず、1回も押しかけて行けばよかった
もう最後のお別れも済んだころだろうか
悲しさは、血の繋がりだけでなく、心の中にその人がどう生きているか だとつくづく思う
ご冥福をお祈りします