絵が遠目が効いて、はっきりしていて
何といっても文字が大きい!
小さい子で文字に興味のある子は
耳で聴いて覚えて
文字で確認してーと遊びの中でしたりしますよね
それ以上に
読みきかせするおばさんの老眼対策に
これはとてもいいです(笑
おはなしは、くすぐったくなるような
なんでもないおはなしなんです
でも、そこがいいんだなぁ~
「A Best Friend for Bear」
直訳すると、くまのための最高の友達 になるのかな?
「こぐまの ともだちは どこ?」

作・絵:ペトル・ホラチェック
訳:椎名 かおる
あすなろ書房
2022年02月07日初版
1,540円
新年度、今からの季節にぴったりです
チェコスロバキアの作品でしたよ
さて、こちらも外国作品?
いえいえ、日本人の作家さん
「マーシカちゃん」

作:北見 葉胡
アリス館
2020年10月初版
1,540円
時々、「こういう作品好きなの?」と
びっくりされますが(笑
目を引くのは
主人公のフリフリスカートの女の子ではなく
草花が描かれているページが
大好きな刀根里衣さんの絵の色遣いにも似ているかな
こういう雰囲気が大好き

で、内容的にも
やってあげたんだから、お返しを期待するーここもツボです(笑
見返りを求めてしまう
でも、それって、どうなの?って
大人の方が考えさせられるかもです
おはなしの最後のセリフ
「こちらこそ、にこにこをありがとう」
素敵です
しっかり!日本の落語
「おしりつねり」

文:桂 文我
絵:北村 裕花
BL出版
2017年12月20日初版
1,430円
雑巾がけの姿がめんこい 丁稚のつねきちくん
あらら・・・
これはこれは
落語のお話ですから
そう思えばいいのですが
ちょっと笑えない気まぐれです
「つねる」という行為について
その昔、若い保育士だった頃
考えたことを思い出すんです
「私ね、保育所の先生に
にこにこ微笑まれながら
『○○ちゃん、それはだめよ』って
つねられたことがあって」
気まぐれよりちょっと年下の方に
というお話を聞かされたことがあったんです
今は、そんなことしたら、虐待!?だなんだで
大騒ぎになりそうですが
何を注意されたか
詳しくは覚えていないけれど
自分は何も悪いことはしていなかったということは
覚えているんですって
笑顔なんだけど
叱っているのではないようなんだけれど
でも、つねるって
痛いんですけど・・・みたいな混乱ですよね?
親にも言えなかったとか
詳しい状況は分からないけど
私は、そんなことしたくないなぁ~
小さいお友達は、混乱の中で生き抜いていくんだなぁ~
厳しい社会だなぁ~
と、思ったものでした(笑
相分からずの世界状況、地震後でもありますが
あら、同点になっちゃった!
春の高校野球見ながらでありました