手元に置きたいし、プレゼントしたい人もいるし・・・って、絶版\(◎o◎)/!
再版の可能性はないのでしょうか?
福音館さん、よろしくお願いします!!
保育実践を絵本にするというと赤羽末吉さんの絵の「おおきなおおきなおいも」をすぐに思い出します。このおてだまの絵本も是非、身近に置いて、何度も見て読んで楽しんでほしいと思います。
切り絵?調の絵がほんわかいいムードを出しています。
お手玉を使って昔の子どものように遊ぶのは、難しいのです。ままごとに使ったり、玉入れ遊びをしたりというのが、実際の場面であり、どこの子も同じなんだなぁ~とも思うし、中には、集中して今流行のジャグリングに興味を持つ子もいたりします。
遊びもですが、88歳のおばあちゃんの「おすそわけ」行為から、「遊び」、「生活」、なんといっても「気持ちの成長」「交流」が保育の原点として自然に現されているのが、なによりもすごいと思います。「こんなおてだまの花が咲くのかな?」の絵も素敵です。科学的に知識を詰め込むのではなく、経験を通して子ども自身が気づく、そして、生活に生かす・・・保育のプロですね!!拍手を送りたいと思います。
気持ちのやさしい、素敵な子ども達が育っていることでしょう。
「おてだまのたね」
秋田・向陽幼稚園の実践記録より 作
織茂 恭子 絵
福音館書店
880円
1998年9月10日発行
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