小川未明だったのね
でも、知らない話だし
素敵な絵なんだけども暗いし
でも、なんというか母親の愛情というか
情の深さというか
なんともいえないよね
こういうおはなしって、なかなかないよね」
気まぐれ「そうなんです
どう考えても
子どもが手に取りそうもない表紙の絵でしょ・・・
でも、読んでほしい内容ですよね!?」
そうそう、この絵本とか
「永澤さんは、暗い絵本とか好きだよね」って
言われたけど^_^;
「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」と呼ばれる
小川未明氏の作品
気まぐれは、文庫で読んでいるので
絵本とはなかなか結びつかず
こんな絵本あったんだ・・・
と、手に取った次第です
題名からして
ちょっと、引いてしまうかも(^^ゞ
絵もちょっと暗めですから
子どもは、好まないような気がしますが
是非、親子で読んでいただきたい
貧しい時代
障害者をいたわることなく
差別扱いが残る時代背景
想像を巡らしてください
それでも、牛女は、ひとりの子の母親
愛情深く育てています
死んでもその愛情は消えず
残された子どもと
村人の気持ちが、人間のありようを
うまく表しています
りんご作りになるので
なんとなく、東北地方をイメージしてしまうからでしょうか
自然の変化
言い伝えみたいな雰囲気
昔話のようにも思えてきます
母の愛情は、不変であってほしい
その愛に包まれて、こどもは幸せであってほしい
と、強く思うのでした
こういう絵本は
小学校中高学年、中学生にもいかがでしょう?
『牛女』
小川 未明 作
とだ こうしろう 絵
戸田デザイン研究室
1,680円
1988年初版
最新の画像もっと見る
最近の「絵本」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 劇団21(126)
- 手作り玩具(28)
- 早苗会(183)
- お手玉(6)
- 指人形(3)
- 幼年童話(19)
- 手作り(101)
- 小物(19)
- 宮城県図書館での活動(814)
- 児童文化研究会さなえ(20)
- おとし絵(9)
- 児童文化公演(5)
- 工房さなえ(10)
- 読み聞かせ勉強会さなえ(3)
- 研修・イベント(27)
- おはなし会(2)
- 本(5)
- YA(ヤングアダルト・中高生向け)(1)
- YA(1)
- 手袋人形(51)
- ノンジャンル(1754)
- ボードヴィル(28)
- 絵本(1919)
- わらべうた(77)
- 絵話(18)
- パネルシアター(63)
- エプロンシアター(29)
- 手遊び(63)
- おりがみ(115)
- ペープサート(23)
- 人形劇(150)
- 腹話術(13)
- 影絵(23)
- 紙芝居(169)
- 児童書(203)
- 日記(0)
- 旅行(0)
- グルメ(0)
バックナンバー
人気記事