尻尾の話

この前、尻尾の短い猫が私の前を通り過ぎて行きました。
茶色にうっすらぼかした黒っぽい模様がある猫です。

若い頃は尻尾の短い猫は人間によって一部の
純血種の犬のように切られていると思っていた頃があり
見るたびに痛かっただろうなと心が痛みました。

今は生まれつきと知っているので安心して眺められます。
家の猫は尻尾が長いので時々踏まれて機嫌が悪くなりますが、
尻尾の短い猫はそういう心配をしなくていいので良いですね。

ふっくらとちょうどいい具合に肥った可愛いい猫は
飼い主さんにより首に鈴をつけられ、私は可愛がられて育った家猫です。
と言わんばかりにちりんちりん♪音を鳴らしながら
乾いた溝の中に飛び降りると、お昼の散歩に出かけて行きました。