屋代駅前通り商店街のキャラクター『ヤシロウ』の誕生に秘密が明らかに
これはヤシロウを主役にした紙芝居が作られる事になった為、作られた物語です。
下はその序盤の物語です。
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もしよかったらお読みください
これからいろんな展開があるかも!?
≪ヤシロウ物語≫
むかーし昔、屋代のムラにヤシロウという男の子が住んでいました。ヤシロウは、元気いっぱいの腕白坊主。イヌやサルやキジを家来にして一重山を駆け回ったり、イノシシやクマ達と相撲の稽古をしたりして遊んでいました。
その頃、屋代のムラには、ある言い伝えが広まっていました。杏の木を粗末にすると、杏の神様が怒り出して、どこかへ連れさらわれてしまう、と言うものです。
ある日、ヤシロウはおじいちゃんのムラ巡りについてきて、いつものように、ふれあい公園で遊んでいました。そこには、お友達の鮎太郎くんやカモシカコちゃん達もいました。科野のクニの大王であるヤシロウのおじいちゃんは、公園にいる子ども達を集めて、神妙な顔で話し始めました。
「おいヤシロウ、とーっても怖い話があるんだけど聞くかい?」
「なんだって!おれにこわいものなんかないぞ!」
すると、大王様は話始めました。
「子ども達が杏の木を粗末にすると、杏の木の神様が怒って、どこかはわからぬが、連れ去ってしまうらしいぞ~」
一緒に話を聞いていた子ども達は「はっ」と息をのみました。
でも、友達の前で、「こわいものなんかないぞ!」と言ってしまったヤシロウくんです。
「そんなの、ぜーんぜん怖くなんかないやーい!」と、公園にある杏の木のところまで駆け寄って、どんっ!!と思いっきり蹴りつけました。
するとすると…ほわんほわんほわんほわん…オレンジがかった白い煙が立ち上がり、目の前が、今まで見たこともない綺麗な杏色に包まれたかと思うと…あれっ?ここはどこだ?
~現代のはなし…~
一面の田んぼ。なんだか見たこともない建物がいっぱい。
「ここは、じいちゃんが言っていた外国ってやつかな?」ヤシロウは思いました。
…続く