2022.05.15[ごろごろ水駐車場08:45〜08:53母公堂〜09:04母公堂・五代松鍾乳洞への分岐〜09:47法力峠〜10:15パオーン杉〜10:58山上辻11:16〜11:44稲村ヶ岳12:05〜12:23大日山12:44〜13:00山上辻13:12〜13:52パオーン杉〜14:19法力峠14:20〜14:53母公堂・五代松鍾乳洞への分岐〜15:01母公堂15:03〜15:16ごろごろ水駐車場](距離13.2km 累積標高1222m)w/Tさん
T君とは同級生、同じワンゲル部に所属していました。特に仲よくしていたわけでもなく、卒業後はお互い接点はなかったのですが、SNSで再会後、お互い登山を続けていること、音楽の趣味その他共通点が非常に多いことなどから、卒業後40年以上が経ってから急接近。一昨年には初めて二人で山に登り今回は3回目となりました。
T君がカメラを忘れて写真が撮れなかった、そして私も33年ぶりですっかり前の記憶が残っていない稲村ヶ岳に行くことになり、せっかくならオオミネコザクラが咲くこの季節にしようとなったわけです。
33年もの間が空くと洞川温泉や母公堂など、何一つとして記憶に残っていないのが自分でもびっくり。来れば昔の記憶が呼び覚まされると思ったのですが…
山の上のこともまた然りです。稲村ヶ岳山頂のこと、山小屋のこと、すっかり忘れています。ただ五代松鍾乳洞の入口が開いていたので、無料なのかと思って入ると、中で案内されている人がいて、そこで料金を徴収されたという、どうでもいいことだけ覚えています。鍾乳洞内がどんなだったかなど全く覚えていないのに。
登りも下りも、山のこと、ギターのこと、同級生たちのこと、ずっと喋っていたのでパオーン杉も気づかず通り過ごしてしまいそうになりました。咲いている花はないかと足元を見ていたのですが、おそらく目に入っていなかったものもたくさんあると思います。
花を見つけて撮影するときだけはお互いそちらに夢中になりました。
そんな訳で今回もまた数年経てば、風景など忘れてしまっているかもしれません。でもいいんです。今日が楽しい山行であれば。風景は忘れてしまっても楽しかったという印象は残るでしょう。
また来ればいいんです。
ここがスタート地点
少し車道を歩いて、ここから山に入っていきます
おっきなムロウテンナンショウ?
ナルコユリですかぁ?
こっちはホウチャクソウですかぁ?
法力峠に到着
これはチゴユリですね
ギンリョウソウはまだまだこれからのようです
これはまだ蕾状態
新緑の中に真っ赤なヤマツツジ
右手に大日山が見えてきました
パオーン杉だそうです
これはオオミネテンナンショウでしょう
ユキザサもちょこっと
足元にワチガイソウもいっぱいあります
これはイワセントウソウですよね
ツルシキミって言うみたいですね
稲村小屋で休憩
正面に大日ゴリラがどどーんと見えてきました
ツクシシャクナゲかな
タチネコノメさん?
オオミネコザクラ、いよいよ登場です
大日山の付け根をトラバースするとキレットで、ここからみる大日山は圧巻です
ムシカリがたくさんあります
稲村ヶ岳の登るとこんな景色が待っていました(左が山上ヶ岳・真ん中が竜ヶ岳?)
右に振ると中央に大普賢岳
さらに右に振ると弥山(八経ヶ岳は弥山に隠れて見えない)、奥は仏生ヶ岳・孔雀岳・釈迦ヶ岳など
その右には奥高野の山々
北西まで目を向けると金剛山や葛城山・二上山が見渡せました
コミヤマカタバミさんべっぴんさんですね
あっ、ホソバヒメイチゲ
これはツクバネソウですね
つぼみですけど
再びツクシシャクナゲ
再びコミヤマカタバミ
ミツバツツジ咲くキレット
コヨウラクツツジ
大日山から見た稲村ヶ岳
オオミネコザクラ
小屋からはもと来た道を引きかえし、洞川まで下っていきます
ワチガイソウ再登場
ちょっとブレてますが...
エンレイソウはもう終わりです
これは何テンナンショウでしょうか
ムロウテンナンショウと比べると
すごく葉が大きくて、付属体が太いのですが
コアジサイはようやく蕾が
いらっしゃいました、いらっしゃいました、ヤマシャクヤクさん
ミヤマハコベもあちらこちらに
またまたいらっしゃいました貴婦人
ヒメレンゲですかね
ハナイカダを見て駐車場へ
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