どこかの私立の小学校の話しかと思ったら、なんと東京都の公立小学校の校長の会見だった。
びっくり!である。
なにが、驚いたかというと、公立小学校の校長一人の判断で、制服をアルマーニに決定し発注できるという現実だ。
そんな権限が、公立小学校の校長にあるということに、驚いたのである。
その後のニュースを見ていたら、小池都知事も、この校長の父兄に対する説明不足について問題にしていたが、これも、おどろき。
説明不足というジャンルの問題か!
何度も言うが、公立小学校の校長に、一人の児童につき8万円という額の海外ブランドへの制服発注が可能だという権限があることに、私は驚くのである。
しかも児童は、常に成長するので、6年間のうち何回か、制服を買い換えなくてはならないのだ。
私が、その小学校の父母保護者の当事者なら、ソッコーふざけんな!である。
小学校が、銀座にあろうが、なかろうが、そんな問題ではない。
公立小学校の校長の権限について、明確にしてほしいものだ。
ひょっとして、"校長の権限"なんて、そんな既定なんぞ、世の中に存在しないのかも、と、実は疑っている。
校長になるような人は、"立派な人格者"なんてことが、大前提になっており、だから"校長の権限"なんていう既定なんぞ、考えたこともないんだろうと、私は疑っているのである。
私は都民ではないから、あの校長の給与になんらかかわっていないが、公務員としての教育者、校長という教育現場の指導的立場の人間の、権限と常識というものについて、厳しく問い糾したいものだ。
かねてより、公立小学校の教諭の育成機関である大学や、その資格試験、採用試験などについて、とても疑問を抱いてきたが、私はその疑問を一層、深かめた次第だ。
現代の子どもの問題を、あれやこれやと問う前に、現実の教職員のレベルを問え!と声を大にして言いたい。
世の中、すべからく画一的ではないから、勿論、例外的に素晴らしい教師もいるに違いないが。
<追記>
因みに、札幌では冬場、スキー授業というものがあった。
スキーは、板、靴、ウエァと、買いそろえなくてはできないスポーツである。
従って、親は、子どもの成長に合わせて、その授業の為に買うことになる。
我が家の子どもの場合、こどもの成長に合わせて6年間で3回、買い換えた。
1回につき5,6万円は掛かった。
それが、中学生、場合によっては高校生まで続く授業なのである。
装備の他に、バス代、リフト代などの経費もかかる。
北海道だから当然、という感覚だったのか、私や夫の時代から既に、小中高と12年間スキー授業があった。
我が子らの時代になると、学校の、体育の、スキー授業のために、多くの親が、札幌近郊のスキー場が経営するスキー教室なるものに、子どもらを冬休み中に通わせていた。これも驚きである。
その講習料もバカにならない金額だと思う。
現在は、多くの保護者からの異議があり、息子が通学していた小学校では、スキー授業は行われなくなったという。
当然である。
しかし、他の小中高については、わからない。
まだ、続けている学校があるやも知れぬ。
冬、ちょこっとスキーができたら、楽しい。
夏、ちょこっと泳げたら、楽しい。
そんな程度のことだけで、なぜ、ダメなんだろう。
東大に入る子もいれば、オリンピックに行く子もいる。
そんなの、「カンケイないっ!」という子もいる。(ちょっと、ギャグ古かったかも!)
それで、いいんじゃないか。
話しは、アルマーニから、すっかりずれてしまった。(^_-)
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