ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ かわせみ句会

 北柳あぶみさん主催の、国分寺の子どもの本屋さんで行われていた句会がコロナ禍で中止になり、メールで行うことになっておりました。

 私は、安請け合いした原稿や、不定期的に掲載して頂いている評論の〆切りに追われ、すっかり俳句を提出しなくてはいけない〆切り日を忘れていました。

 北柳あぶみさんからメールを頂き、ぎゃぁ〜〜〜〜!と慌てて、徹夜あけに、五七五と指を折って、作った俳句です。

 

 気がつけば半分白髪野はみどり

 早朝のみどりの風はゼリーの味

 風鈴のその音(ね)も嬉し徹夜明け

 徹夜明けベランダでまず昼ビール

 プラタナス子育て中のカラスおり

 

 二句目は、立原道造の詩の本歌取りですが、立原道造のお陰で、あぶみさんから◎を頂きました。(^。^)
 四句目の徹夜明けの◎でした。(これは、まさに、当日のリアル場面!!けへへへ)
 北柳あぶみさんから、◎2個は快挙ですっ!!!
 嬉しいです!!!

 

 立原道造の詩。

 

 五月の風をゼリーにして 持ってきてください
 ひじょうに美しくておいしく
 口の中に入れると すっととけてしまう
 青い星のようなものが食べたいのです

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