オランダの絵本作家カリーナ・スカープマンの『マウスマンション』の高さ3メートルのドールハウスのオリジナルが、アムステルダム公共図書館(Openbare Biblioteek Amsterdam 略してOBA) に展示されていると、ライデンの子どもの本屋さんで聞いたので、行って来た。
この絵本は、今年のオランダの銀の石筆賞を受賞。日本でも大人気の絵本。
ねずみの家族がたくさんくらしているマウスマンションに、この絵本の主人公サムとユリアも住んでいる。
ユリアはすっごいいたずらっ子、そふてとっても知りたがり屋。サムはすっごいはずかしがりやで、とっても素直な子。二匹のネズミは大のなかよし。なにをするにも、いつも一緒!
子どもの頃、もぐらが、地面の中で、このような家に住んでいるに違いないと思っていた、今では信じられないほど、素直だった私を、フラリと思い出してしまった。
このドールハウスを、カリーナ・スカープマン3年をかけて創ったという、実際にドールハウスの部屋おかれているものは、洗剤からココアの缶まで、すべて本物のミニチュア。
こういうのって、やっぱり“夢”があるんですよね〜。
私が、児童書フロアを眺めながら写真を撮っていると、近づいてきた少女がいる。名前を聞いてみると、恥ずかしそうに「ニッケ」と応えた。
その少女が、すべて児童書というワンフロアを、お兄ちゃんと思われる少年と裸足で駈け回って遊んでいる。
日本の図書館と、コンセプトが全然、ちがうんだねー!!
赤い大きな椅子で、大人もくつろいで本を読んでいるんですよ。
こんな巨大な熊がいた。
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