ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇『「帝政」ロシアの地政学  「勢力圏」で読むユーラシア戦略」 小泉悠 東京堂出版

以前に読んだ本だが、再読。
当時もロシアに特化した軍事専門の研究家というのも珍しいと思っていたけれど、現在、TVでしゃべる識者のなかで、一番まともで明晰。

アカデミックな専門家だからこそ、一般の人たちに正確に且つ明晰に分かりやすく表現するべきと、私は思っている。
その通りの本。

言語不明瞭、意味迷走、自己憶測に執着のTVのコメンテーターの話とか、自称軍事評論家の話なんぞ聞いて納得していられない。

まずは、自分で読んで、自分で調べて、自分で考えてみる。



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