ヨハンナ・シュピーリの『ハイジ』を読むと、あらためてプロテスタンティズムというものに興味が湧いてくる。
ちょっと、読んで見ようと思ったら、面白くて一気に読んでしまった。
佐藤優って風貌とちがって、文章は良い感じに分かりやすい。
キリスト教と言っても、カトリックとプロテスタントで違うし、プロテスタントにも各派がある。
シュピーリはルター派だったようだ。
子どもの時は、『あしながおじさん』を読んでも、『ジェーン・エア』を読んでも、キリスト教の世界観が作品のバックグランドにあるなんてことは、まったく知らなかった。
それでも、充分に物語に惹かれて、夢中で読んだものだったけれど、こんな年齢になって再読すると、やっぱり、キリスト教の世界観がわからないと、なかなか理解できないシュチュエーションがあることに気付かされる。
興味の湧くことが多すぎて、時間だけが過ぎて行く。
読むことだけに終始できれば、それがなによりも楽しいのだが。
<追記>
ヤン・フスの銅像がプラハの旧市街広場にある。
プラハで迷子になった時、ヤン・フスの銅像がある広場はどこですか?って、地元のパン屋さんで訊いたら、ヤン・フスなんて知らないなぁと言われてしまった。(ホテルがこの広場のすぐ近くだったんですよね)
かなりでかい銅像だけど(^_^;)
天文時計(プラハのオルロイPrague Orloj)のある広場はどこですか?って訊けば、分かったのかも。
旧市街広場のチェコ語の、taroměstské náměstí は、とても発音できない(^_^;)
<追記2>
ドイツのコンスタンツへ行ったとき、シュパーゲルとシュニッツエルを食べたボーデン湖畔のレストランが、実はヤン・フスの裁判が行われ処刑の判決が出た場所だった。
写真をみつけたので、追加。
<追記2>
ヘルシンキのルター派大本山、ヘルシンキ大聖堂は、美しかった。
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